2001-2002年のUEFAカップ決勝会場は、オランダ・ロッテルダム、フェイエノールトの本拠地「スタディオン・フェイエノールト」、通称「デ・カイプ」(飼い葉桶の意味)。ここは2000年に行われた欧州選手権(EURO2000)の決勝会場でもあった。5月8日(水)、決勝の対戦カードはフェイエノールトvsボルシア・ドルトムント(ドイツ)。小野伸二選手の所属するフェイエノールトは、地元で1974年以来の欧州タイトルを狙う。

       決勝会場のデ・カイプ。(photo by 小野寺俊明)


UEFAカップのしくみ

この大会の参加システムはとても複雑だ。出場権を手に出来るのは:

・各国のカップ戦(トーナメント大会)優勝クラブ
・国内リーグ戦でUEFAが各国ごとに定める順位を獲得したクラブ(つまりチャンピオンズリーグ出場権順位より下となる。例えばイタリアではリーグ5・6位)
・夏に行われるインタートトの上位クラブ
・チャンピオンズリーグ予備予選で敗退したクラブ
・チャンピオンズリーグの1次グループリーグの3位敗退クラブも、3回戦から8チーム加わる

上記の条件を満たす、150近いチームが参加する大規模な大会なのである。

今回決勝に進出したフェイエノールトは、昨年オランダリーグ2位。当初はチャンピオンズリーグに参加し、1次グループリーグをH組で戦った。H組は昨年チャンピオンのバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、スパルタ・プラハ(チェコ)、スパルタク・モスクワ(ロシア)で構成。バイエルンは別格としても、フェイエノールトにもチャンスがある組み合わせだったが、1勝3敗2分けでグループ3位になり、2次リーグには進めなかった。こうしてフェイエノールトは、UEFAカップ3回戦に回る事になった。