写真撮影/写真撮影の基礎知識

こんなに写りが違う写真になる理由

同じ場所で撮ったのに、写り具合が違った写真になっていた、そんな経験お持ちですか。それは、カメラのある仕組みによるもの。その理由と対処法をお教えしまょう。

瀬川 陣市

執筆者:瀬川 陣市

写真撮影ガイド

同じ場所で何枚か撮影したのに、写り方がまったく違っていた、そんな経験ある方いらっしゃるのではないでしょうか。

その違いが出る理由を知っておくと、せっかく撮ったのに思うように写真が撮れなかったという失敗を防ぐことも出来ます。思い通りの写真が撮れるコツをお教えしましょう。

同じ場所で撮影した写真がこんなに違う謎

同じ場所で何枚か撮影して、画像をチェックするとまったく違った写り具合になっていた、そんな経験をお持ちの方は少なくないでしょう。

例えば、このような写真です。まずはサンプルをご覧ください。

タワー-1
空が真っ白に飛んで写っています。その代わり、緑の部分はきれいに撮れています。


タワー-2
上の写真とは反対に、空の部分はきれいに写りましたが、緑の部分が暗くなってしまっています。

同じ場所で連続して東京タワーを撮った写真です。最初の写真は、空が白く飛んでしまっています。その代わり、緑の部分ははっきりと写っています。

反対に二枚目の写真になると、空はくっきりと写っていますが、緑のある部分は暗くつぶれてしまっています。

ほとんど同じ時間に撮っているのに、どうしてこんな違いが出てしまうの?

きっとそんな疑問を持たれることでしょう。この原因となるのがカメラのオート機能によるもの

便利なオート機能も使い方によっては、こちらの希望をかなえてくれない場合もあります。ですが、オート機能のある法則を知っておくと、そんなミスショットも防ぐことが出来ます。

では、具体的にどのようにしたらいいのか、解説していきましょう。


次のページから、空の色が変わる理由とその対策法についてご案内しましょう!
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