カメラが軽いとどんな利点があるのか
フラッシュも内臓されて、コンパクトにまとまった一台は重宝するかもしれませんね。画像提供、ニコン |
まずなんと言っても持ち運びに楽ということ。これはとても写真撮影の出来にも影響してくること。出来るだけ身軽にいたほうが機動力が発揮できるということは、プロアマ関係ないことです。
ちょっとカメラを持って出かけようとしたときに、持って出るのにためらうサイズ、重さってありますよね。それは人によって違うのでしょうけど、気軽な散歩の気持ちには沿わない重さというのが感覚的にあったりします。そして「重いから持って行くのをやーめた」、と持って行かなかったときに限っていいシャッターチャンスに出遭ったりします。
すべての場合に小さく軽ければいいわけではありませんが、カメラを気軽に持って行きたいときには、軽く小さいという条件は体力的にも精神的にもプラスに働きます。
自分に合った「おでかけカメラセット」のような組み合わせを考えておくと、いざカメラを持ってでかけるときにもサッと準備ができます。さらには、その「おでかけカメラセット」を持って今度はあそこに行ってみようなど撮影に行く場所のイメージも沸いてくるかもしれません。大事なのは、撮影が楽しくなる工夫をすることですね。
もし、これからカメラをお求めの予定の方なら、自分の行動パターンからカメラの大きさを見極めて、自分に合ったものを選ぶというのも、いいカメラの選択方法ではないでしょうか。
軽くて使えるカメラを持ち歩こう
一眼レフを使うということは、コンパクトカメラでは写せないものがあるからあえて選んでいるわけです。コンパクトカメラと一眼レフは、撮りたい被写体や持ち歩くときの条件によって使い分ける、というのがいいでしょう。そして、どちらも使いやすい大きさと軽さであれば、機動力も失われることなく、撮影も楽しく行うことが出来ます。こういった「モノ」を選ぶときは、性能の次には、使い勝手ということがとても大事な要素。カメラを選ぶときにも応用したいものです。
この「D40」は、大きさと軽さという点からカメラを見るのにちょうど適していたので、カメラをご紹介するとともに大きさや軽さは撮影にどのように反映されてくるかを少しお話ししました。ご参考になればと思います。
テキスト 瀬川陣市
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