ルアーフィッシング/ルアーフィッシング関連情報

管理釣り場に効く!フライパターン その1(2ページ目)

トラウトチャレンジ編の中で紹介してきたフライパターン集を解説します。面白いフライもあるので、タイイングの参考になるはずですよ!

執筆者:中山 一弘

アダムスパラシュート

26番
太めのグレーボディと、グリズリー&ブラウンのハックルが「アダムス」の特長。非常に良く釣れるパターンだ
「アダムス」というパターンはとても優れたフライで、早春から晩秋まであらゆる虫パターンに通用する名パターンのひとつ。中でも、このアダムスパラシュートは巻きやすいうえに、高い浮力と視認性、そして独特の2色のハックルによってあらゆる昆虫類に見えてしまうから不思議だ。このフライを巻くときのコツはグレーで巻かれた太めのボディとグリズリー、ブラウンの2色のハックルを使うこと。この2点さえ間違えなければ、誰が巻いても魚は問題なく出てくるはずだ。

マッチ・ザ・ハッチから夏のテレストリアルシーズンまで使うことができるように、フックサイズは12番から18番までまんべんなく揃えておきたい。管理釣り場では12番、14番あたりが使いやすい。パラシュートフライの巻き方は楽しさ倍増!フライを巻いてみよう!を参考にしてほしい。

テールをとめてポストを立てたら、グリズリーとブラウンのハックルを両方とも巻き留めておく。グリズリーが上に来るようにすると視認性も上がる。この画像ではコック・デ・レオンのファイバーをテールにしているが、オリジナルはテールもグリズリーとブラウンファイバーのミックスだ。
ボディはグレーがやはり一番合っている。ちょっと太めかな? と感じるぐらいポッテリさせるのがコツ。
ハックルを両方ともハックルプライヤーでツマんで巻いてゆく。フックサイズにもよるが、2~3回転でオッケーだ。巻き終わったらハーフヒッチをしてフィニッシュしてセメントで固定すれば出来上がりだ。


>>まだまだ続きます、トラウトチャレンジ編!>>
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