まずはトラウトの習性を考えてみよう
魚種の釣り分けをするには、トラウトの種類によってどのような傾向があるのかを知ることが大切。漠然とルアーやフライを投げているだけでも、いろいろな魚達が釣れることもあるが、それではやっぱりつまらない。狙って釣り分けることができるかどうか、まずはトラウト達がどんな習性を持っているのか考えてみよう。
■レインボートラウト(ニジマス)
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管理釣り場の主役はこの魚。ルアーやフライをよく追う元気者だ |
肉食性が強く水生昆虫から陸生昆虫、小魚などなんでも食べる。成長も早く2年で30cm程度に育ち、3~4年で50cm前後になる。現在もっともポピュラーなトラウトで、どこの管理釣り場でもメインターゲットになっている。トラウト=ニジマスというイメージが強く、シャローにもディープにもいる魚。普通に管理釣り場で釣りをしていれば、この魚だけが釣れる日も多い。ガイドがよく行く管理釣り場でも、釣れてくる魚の9割以上はニジマスだ。
■ヤマメ
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日本人に馴染み深い渓流魚。ポンドにもよく放されるが釣るのは意外に難しい |
関東以北ではヤマメ、関東以西では赤い点を持つアマゴに分かれる。肉食性だが、水生昆虫や陸生昆虫によく反応する。活性が高ければ小魚も食べる。30cm程度まで育ち、降海するタイプもいて、海で育ち川に戻る個体をサクラマスと呼ぶ。サクラマスになると魚食性が強くなり、個体も大型化する。海に降らず、湖で育った個体はサツキマスなどと呼ばれる。渓流を区切った管理釣り場では自然渓流そのままの狙い方、止水の管理釣り場では表層狙いが中心になる。放流したてのときは表層を動き回っているので、サイトフィッシングが可能だが、いつのまにか見えなくなる。臆病な魚なので朝夕のフィーディングタイム(エサを活発に追う時間帯)が狙い目か?
■イワナ
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最近ではブルックトラウトとの交配種も放流されている。独特の引きがあって管理釣り場の人気ターゲットだ |
冷水を好み通常であれば魚類としてはもっとも標高の高い場所に住んでいる。悪食で有名で、昆虫類、小魚、両生類までなんでも食べる。渓流タイプの釣り場はヤマメと同じか、トロ場が中心となり、止水の管理釣り場では障害物周りなどがポイントになりやすい。身を隠すような障害物がない平坦なエリアだと、日中に釣れることは稀。これも朝夕が釣りやすいはず。
■イトウ
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幻の魚も身近になった。大型に育つので釣れたときの迫力はピカイチ! |
現在では北海道の一部にのみ生息する貴重な魚だが、近年は養殖に成功しているため各地の管理釣り場で人気ターゲットになっている。動くものならなんでも食べるといわれ、実際に昆虫類や小魚のほか両生類や野ネズミなども食べるほどの大食漢。ほかのトラウトとは違って産卵しても死なず、8年~20年も生きるといわれている。1.5mを超えるほどに育つ超大型魚もいる。止水の管理釣り場でよく見かけ、岸際を悠然と泳ぐ個体も多い。ヒットすると最初は素直に上がってくるが、釣り人の姿を見た瞬間から猛烈なファイトをする。
どこまでできるかレッツチャレンジ!
このほか、ブラウントラウト、ブルックトラウト、ニジマスを品種改良したドナルドソンなど、様々な種類のトラウトがいる。管理釣り場によって放流されている種類は様々なので、それぞれの狙い方については後ほど紹介したいと思う。まずは、フィールドに出かけて傾向を掴んでみなければはじまらない。次回からは釣り場に着いたらどうするかリポートしたいと思う。
次回は実際に管理釣り場から記事をお届けします。お楽しみに!
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