ルアーフィッシング/ルアーフィッシング関連情報

エギングにぴったりのラインシステムとは?(2ページ目)

今回はエギングで使うラインシステムのお話です。ちょっと難しいですが、ぜひ覚えておきましょう!

執筆者:中山 一弘

5.画像ではロープを使っているので巻き込みが少ないが、十分な巻き込みが作れたら先ほどよりも少し強く引き絞ってやる。このとき、唾などで少し湿らせてやると仕上がりがきれいになる。
6.リーダーのあまりでメインラインを2本とも巻き込むように内掛け結びする。回数は3回ぐらいで十分だ。この部分を8の字結びにしてもオッケーだ。
7.これがSFノットの原型。このままではメインラインをリーダーに巻いた部分が上にありすぎるので、少し押し下げてやる。
8.リーダーを内掛け結びした部分から出ている2本のメインラインを引きながら、巻いた部分の上部を持ちゆっくり押し下げればオーケー。巻き込んだ部分が内掛け結びに密着しないよう、やや余裕を持たせておこう。また、このとき2本のメインラインを引っ張っただけでスルスルと巻き込んだ部分が落ちてくるようだと失敗なので、もう一度最初からやり直そう。
9.リーダーの端とメインラインの余りをカットすればSFノットの完成だ。
10.メインラインの余りは少し長めに残し、ライターであぶってやるとスッポ抜けが少なくなる。また、編みこんでみるのもオススメだ。


SFノットは強度とスマートさが武器

26番
SFノットは小さく、そしてキレイにラインを結束できる優れたノットだ
SFノットはこれまで解説してきたラインシステムとはちょっと違い、メインラインがリーダーに交互に重なる摩擦で結束するノットになる。これをキレイに仕上げるにはどれぐらい締めこむかといった力加減が重要になる。簡単にいうと何度もシステムを作って経験を重ねてもらうしかないのだが、ガイドの感覚だと、最初はきつめで中盤がややゆるめ、最後も少しきつめ、という感じになる。きちんと作れれば最強に近いノットなので、細いリーダーでも安心して使うことができるはず。大型アオリイカが望めるような場所では、ぜひこのラインシステムを組んでみてほしい。

次回はアオリイカを釣るためのポイントを解説します。お楽しみに!

ガイドメルマガは、本編で書けないぶっちゃけ釣り情報満載!ぜひご購読を!



<関連記事>
アオリイカをエギングで釣る!
エギングに必要なタックルを揃える!その1
エギングに必要なタックルを揃える!その2


<関連リンク>
Salty! 全国釣り場情報
Salty! まめ辞典
Salty! ルアーショップ情報
e-angle -釣り専門用語解説-
ナチュラム フィッシング特集
ナチュラム blog@naturum
伊豆のアオリイカ釣り~アオリイカ エギング日記
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場でルアーフィッシング関連の商品を見るAmazon でルアーフィッシング関連の商品を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます