5.画像ではロープを使っているので巻き込みが少ないが、十分な巻き込みが作れたら先ほどよりも少し強く引き絞ってやる。このとき、唾などで少し湿らせてやると仕上がりがきれいになる。
6.リーダーのあまりでメインラインを2本とも巻き込むように内掛け結びする。回数は3回ぐらいで十分だ。この部分を8の字結びにしてもオッケーだ。
7.これがSFノットの原型。このままではメインラインをリーダーに巻いた部分が上にありすぎるので、少し押し下げてやる。
8.リーダーを内掛け結びした部分から出ている2本のメインラインを引きながら、巻いた部分の上部を持ちゆっくり押し下げればオーケー。巻き込んだ部分が内掛け結びに密着しないよう、やや余裕を持たせておこう。また、このとき2本のメインラインを引っ張っただけでスルスルと巻き込んだ部分が落ちてくるようだと失敗なので、もう一度最初からやり直そう。
9.リーダーの端とメインラインの余りをカットすればSFノットの完成だ。
10.メインラインの余りは少し長めに残し、ライターであぶってやるとスッポ抜けが少なくなる。また、編みこんでみるのもオススメだ。
SFノットは強度とスマートさが武器
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SFノットは小さく、そしてキレイにラインを結束できる優れたノットだ |
SFノットはこれまで解説してきたラインシステムとはちょっと違い、メインラインがリーダーに交互に重なる摩擦で結束するノットになる。これをキレイに仕上げるにはどれぐらい締めこむかといった力加減が重要になる。簡単にいうと何度もシステムを作って経験を重ねてもらうしかないのだが、ガイドの感覚だと、最初はきつめで中盤がややゆるめ、最後も少しきつめ、という感じになる。きちんと作れれば最強に近いノットなので、細いリーダーでも安心して使うことができるはず。大型アオリイカが望めるような場所では、ぜひこのラインシステムを組んでみてほしい。
次回はアオリイカを釣るためのポイントを解説します。お楽しみに!
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