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**イブニングスターの花言葉は「すべてよし」・・・**
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**イブニングスターは可憐な野草**
日本や中国に自生している「センブリ」。そのセンブリには薬効の高い成分が含まれ、薬として知られている薬草ですよね。その名前の由来は「千回振出してもまだ苦い」というところからつけられたといわれ、相当苦いイメージです。日本固有の生薬で漢方にはないそうですよ。
今回のお花「イブニングスター」は別名「ムラサキセンブリ」といい、センブリの仲間のようですが、薬効は期待できないようです。センブリよりも丈が高く花も少し大きめなのだそう・・・。花の色が紫がかっているので「ムラサキセンブリ」とついたとされます。
さて、イブニングスターのお花をよく見るとまるで星のようです。小さなリンドウのお花のようにも見えかわいい!花もちはよくないのですが、こまめに水切りなどしてアレンジを楽しんでくださいね。
ほかのお花との組み合わせですが、茎の色など赤紫がかっていますから、和のイメージのお花を組み合わせると秋らしいお花が完成できると思いますよ。たとえばワレモコウやコスモスなど。花束や、バスケットアレンジが似合いそうですね。
ムラサキの花色と小さいお花が見ているだけでも癒されるそんなお花ですから、大きいアレンジよりもシンプルでかわいいデザインを考えて見てくださいね。
そんな「イブニングスター」ですが、実は全国的に絶滅危惧2類に指定されているお花なのです。さらに種子を蒔いて育てても、開花させるのは難しいそうなのです。ですから、もし自生を見つけたら大切に保護してあげてくださいね。