生活と芸術―アーツ&クラフツ展
ウィリアム・モリスから民芸まで
ウィリアム・モリス 内装用ファブリック「いちご泥棒」1883年 ヴィクトリア&アルバート美術館蔵 |
展覧会では、アーツ&クラフツ運動の主導者のひとりウィリアム・モリスの植物など自然の美しさを取り入れたテキスタイルや壁紙をはじめ、オーストリアのウィーン工房を中心にアヴァンギャルドな家具や金工、ガラス、陶芸、テキスタイルを紹介しています。
日本からは柳宗悦が生み出した民芸の思想を紹介。見所は、三国荘(みくにそう)の再現展示です。宗悦や河井寛次郎をはじめとした民藝運動を主導した人物らが建設に関わった空間からは「用の美」を見いだした民芸の原点を見て取ることができるでしょう。
イギリスで興ったアーツ&クラフツ運動から、その後のヨーロッパ、日本での系譜を、合計約280点あまりの作品で辿る展覧会です。
【生活と芸術―アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで】
■会期 2009年1月24日(土)~4月5日(日)
■休室 月曜日
■時間 9:00~17:00(入室は16:30まで)
■場所 東京都美術館 企画展示室[上野公園内](東京都台東区上野公園8-36)
■料金 ( )内は20名以上の団体
一般 1,500(1,100)円
学生 1,200(800)円
高校生 700(500)円
中学生以下 無料
65歳以上 800(600)円
■主催 東京都美術館/朝日新聞社企画/ヴィクトリア&アルバート美術館
■後援 ブリティッシュ・カウンシル/外務省/文化庁
■協賛 大日本印刷/大塚製薬/JR東日本
■協力 日本航空/英国政府観光庁
■問合わせ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京展の後、名古屋(愛知県美術館/2009年6月12日~8月16日)に巡回。
詳しくは、展覧会オフィシャルサイトをご確認ください。
最後のページでは、今注目の日本画家の個展を紹介します!