文章:橋本 誠(All About「アート・美術展」旧ガイド)
- ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜(1P目)
[会期] 2008年3月4日(土)~5月18日(日)
[会場] 国立西洋美術館(東京・上野) - シュルレアリスムと写真
[会期] 2008年3月15日(土) ~5月6日(火・祝)
[会場] 東京都写真美術館(東京・恵比寿) - TAKEO PAPER SHOW 2008
[会期] 2008年4月17日(木)~4月20日(日)
[会場] 丸ビル ホール 7F(東京・丸の内) - 津上みゆき展 「24 seasons-つづるけしき、こころつづく」
[日程] 2008年4月8日(火)~4月20日(日)
[会場] スパイラルガーデン スパイラル1F(東京・青山)
ウルビーノのヴィーナス
古代からルネサンス、美の女神の系譜
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ「ウルビーノのヴィーナス」 フィレンツェ、ウフィツィ美術館 Photo:Antonio Quattrone |
この展覧会では、古代、ルネサンス、そしてバロック初めに至るまでの絵画、彫刻、工芸品等約70点の作品を一挙に紹介。
神話上の存在であり、愛や美の象徴であるヴィーナスの様々な現れようを鑑賞することができると同時に、古代文化が再生したルネサンスにおいて、どのようにヴィーナス図像が復活、発展したのか、などと作品を比較しながら楽しむことができる内容になっています。
ジャンボローニャ「フィオレンツァ」 フィレンツェ、ヴィラ・ペトライア Photo:Antonio Quattrone |
マネの「オリンピア」の構図の下敷きともなったこの作品は、ルネサンス期のヴェネツィア派に見ることができる、官能的な表現の代表的な作例であり、その後女性のヌードを描く画家たちにとっての手本となったとされています。
現代人にとっても馴染み深い女神の様々な姿を見に訪れてみてはいかがでしょうか。
【ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜】
■会期 2008年3月4日(火)~5月18日(日)
■会場 国立西洋美術館(東京都台東区上野公園7-7)
■開館時間
[月・水-日] 9:30~17:30
[金] 9:30~20:00
※入館は閉館時間の30分前まで
■休館日 月曜日(ただし4月28日、5月5日は開館、5月7日(水)は休館)
■入場料
一般 1,400円
大学生 1,100円
高校生 650円
■主催 国立西洋美術館/フィレンツェ文化財/美術館特別監督局/読売新聞社
■後援 外務省/文化庁/イタリア大使館
■協賛 日本製紙/ワコール/トヨタ自動車/EPSON/大日本印刷/新生銀行
■協力 西洋美術振興財団/伊日財団/アリタリア航空
■問い合わせ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
詳しくはウルビーノのヴィーナス オフィシャルサイトをご確認ください。
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