文章:橋本 誠(All About「アート・美術展」旧ガイド)
皆さんは、普段どのような場所でアートにふれていますか?近頃では、美術館やギャラリーだけでなく、アートに親しむことができる様々なスペースが登場しています。

カフェやレストランなど日常的にも親しみやすい空間にギャラリーの機能も備えたようなスペースや、実際にアート作品を展示するアーティストによって運営されているスペースなど、様々なかたちで運営されているアートスペースがあります。

今回は、そのような個性的なアートスペースを3つご紹介したいと思います。
  • appel(1p目)
     住所 東京都世田谷区経堂5-29-20
  • ART TRACE GALLERY
     住所 東京都墨田区緑 2-13-19 秋山ビル1F
  • 北仲BRICK&WHITE
     住所 神奈川県横浜市中区北仲通5丁目57-2

本格派のカフェ・ギャラリー「appel」

appel
「appelのポストモダン」展会場風景
カフェを備え、自家焙煎のコーヒーも楽しむことができるアートスペース「appel」
東京・経堂のappel(アペル)は、アーティストでグラフィックデザイナーでもあるTATTAKAと泉沢儒花が運営するアートスペース。1階は展示スペースとカフェスペースが共存、2階は天井の高い本格的なギャラリースペースになっています。

カフェでは自家焙煎によるコーヒーや自家製のケーキなどがメニューとして提供され、作品鑑賞をしながらお茶を楽しむことができます。カフェだけの利用や、ギャラリーだけの利用をすることも可能なので、気軽に訪ねて、それぞれのスタイルでアートを楽しむことができるのです。

展覧会は、1階と2階それぞれのスペースで、年に5回以上の企画展と新進作家の展覧
会を常時開催。また、金曜日(定休日)を中心にライブイベント「LIVE@appel」やレクチャーイベント「classroom appel」なども開催。多角的にアートを楽しむことができる機会が設けられています。

また、「appel」のタイトルでミニマガジンも発行。美術批評家の椹木野衣や映画監督の黒沢清といったビッグネームへのインタビューなど、他では読めない濃い内容になっています。

アート作品との出会いの場を提供するだけではなく、カフェやイベント、ミニマガジンなども通してアートとそこに集う人々との橋渡しの役割を担うappel。今年10月をもって経堂での営業は一度終えてしまうそうですが、今後の活動も楽しみです。

<展覧会・イベントの予定>
【戦後?アンデパンダン3 -日常の回復-】
appel
「戦後?アンデパンダン3」会場風景
応募作品は基本的に全て受け入れ、展示を行う「アンデパンダン」方式の展覧会の現代版。自由な表現活動を通して戦争のない社会の実現を訴える。期間中に様々なイベントを実施。
■会期  2006年7月22日(土)~8月10日(木)
 ※金曜日は定休 但し、イベント開催あり
■時間
 15:00~21:00(月~木) 13:00~21:00(土・日)
■入場料 無料(イベント時有料)

【戦後?アンデパンダン3“パフォーマンスデイ”】
■日時 2006年8月4日(金)16:00~22:00(予定)
■出演 ダイナマイトバッハ、アジアンビューティ、moom瑠、佐野友美、金田修一郎、soft nexyo(佐橋景介他)+イルコモンズによる平和授業!
■入場料 1,000円(要ドリンクオーダー)

【稲葉輝矢展】
■会期 2006年8月19日(土)~8月31日(木)
■会場 appel 1+2F



【appel(アペル)】
■所在地  東京都世田谷区経堂5-29-20
■営業時間
 15:00~21:00(月~木) 13:00~21:00(土日)
 ※金曜日は定休 但し、イベントを開催することがある
■電話番号 03-5426-2411
■URL    http://www.bit-rabbit.com/
■アクセス 小田急線「経堂」駅南口より 徒歩8分
■地図   Yahoo!地図情報
※2006年8月12日(土)~18日(金)までは夏季休業

詳しくはホームページにて。

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