アート・美術展/アート・美術展関連情報

2008年2月の展覧会・イベント情報(3ページ目)

月例のおすすめ情報をお届けします。サントリー美術館で開催中の「ロートレック展」、水戸芸術館で行われる「宮島達男展」の他、「写真ゲーム」「映像をめぐる7夜」など4本の展覧会・イベント情報をご紹介します。

執筆者:橋本 誠

写真ゲーム-11人の新たな写真表現の可能性-

石川直樹
石川直樹「New Dimension」
2005年
折元立身
折元立身「処刑―パン人間」
2004年/2008年
川崎市市民ミュージアムでは、写真表現の先端で活動する11人の写真家たちの最近作を独自の切り口で紹介する展覧会が行われています。

テーマとされているのは「写真ゲーム」。写真の意味や価値を被写体や美的イメージのみに求めるのではなく、どのようにしてそのイメージが作り出されているのか、あるいは作り出されたイメージがいかにして用いられているのかといった点に着目して、撮影におけるルール、展示におけるルールを見出し写真表現をある種のゲームとしてとらえた展覧会です。

出品作家は、世界の大自然を舞台に撮影を行っている石川直樹、画面の中に詩的なストーリーを演出する八田政玄、撮影時に風景の一部を回転させることで残像をつくりだす屋代敏博など、独自の作風で知られている写真家ばかりです。

11人11通りの世界観を見ることができるので、気になる表現が見つかるはず。

普段は写真展に足を運ばない方にも、ぜひご覧いただきたい展覧会です。



【写真ゲーム-11人の新たな写真表現の可能性-】

■会期  2008年1月26日(土)~3月30日(日)
■会場  川崎市市民ミュージアム アートギャラリー2・3(神奈川県川崎市中原区等々力1-2)
■開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
■休館日 月曜日(2/11は開館)、2/12(火)、3/21(金)
■観覧料
 一般 200円
 65歳以上・高大生 150円
 中学生以下 無料
■主催  川崎市市民ミュージアム

詳しくは川崎市市民ミュージアム オフィシャルサイトをご確認ください。

最後のページでは、美術館で行われる映像のイベントをご紹介します!
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