文章:橋本 誠(All About「アート・美術展」旧ガイド)
2007年7月のおすすめ展覧会・イベント情報をお届けします。- スキン+ボーンズ―1980年代以降の建築とファッション
[会期] 2007年6月6日(水)~8月13日(月)
[会場] 国立新美術館(東京・六本木) - 時光-蔡國強と資生堂
[会期] 2007年6月23日(土)~8月12日(日)
[会場] 資生堂ギャラリー(東京・銀座) - アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌
[会期] 2007年6月19日(火)~8月12日(日)
[会場] 東京国立近代美術館(東京・竹橋) - ICC オープン・スペース2007
[会期] 2007年4月19日(木)~2008年3月9日(日)
[会場] NTT インターコミュニケーション・センター [ICC](東京・初台)
スキン+ボーンズ
―1980年代以降の建築とファッション
フセイン・チャラヤン《アフターワーズ》コレクション 2000-01年秋冬 Photography Chris Moore |
これまで建築とファッションは、関係性があるものとしてはあまり語られてきませんでしたが、人間の身体を守るシェルターとしての本質を備えている点、近年、特に1980年代以降は互いに刺激を受けるかのように要素を取り入れた様々な試みが行われているという点で共通性があります。
この展覧会は、そのような点に注目して現代の建築とファッションを併置し、それらに共通する特徴を、思想、表面、構成、テクニックなどを切り口に、視覚的に検証するものです。
foa(フォーリン・オフィス・アーキテクツ)《横浜港大さん橋国際客船ターミナル》(横浜)1995-2002年 Photo (c) Satoru Mishima |
このような建築作品は、最近の技術革新により、構造とヴォリューム感のある装飾が一体化した造形が可能になってきたために生み出されたものだそうです。
また展覧会は、1980年代以降の建築とファッションの主立った流れがわかるように構成されているので、最近の建築とファッションの特徴を掴みたい、という方にもぴったりの内容です。
アートよりも身近なテーマなので気軽に、しかし様々な角度から楽しむことができそうな展覧会です。
【スキン+ボーンズ-1980年代以降の建築とファッション】
■会期 2007年6月6日(水)~8月13日(月)
■会場 国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)
■休館日 火曜日
■開館時間 10:00~18:00(金曜日は20:00まで)
■料金 ( )は団体料金
一般 1,000(800)円
大学生 500(400)円
高校生 300(200)円
幼児・小・中学生は無料
■問合せ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
■主催 国立新美術館/ロサンゼルス現代美術館(MOCA)
■協力 日本航空
■展示協力 財団法人 京都服飾文化研究財団
詳しくは国立新美術館HPにて。
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