【4月上旬】3冠受賞を果たした垣根涼介『ワイルド・ソウル』が文庫化

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今月は何を読む? ※発売は予定ですので、変更になる場合がございます。
第6回大薮春彦賞受賞、第25回吉川英治文学新人賞受賞、第57回日本推理作家協会賞受賞の3冠を達成した作品がいよいよ文庫になります。

1961年、アマゾンの地に降り立った衛藤一家。夢の楽園と信じて疑わなかったブラジルへの移住。ところが移民たちはジャングルで過酷な生活を強いられます。彼らは日本政府の“棄民政策”の犠牲になったのでした。それから40年以上経って、ある復讐劇の幕が上がります。

ブラジル移民問題を背景に、予想もつかないストーリー展開でぐいぐい読者を引きつける冒険犯罪小説。幻冬舎より4月上旬発売予定です。

<ほかの注目文庫>
・ローラ・チャイルズ『グリーン・ティーは裏切らない』(ランダムハウス講談社文庫)4/1発売予定
・松岡圭祐『千里眼 背徳のシンデレラ(上)(下)』(小学館文庫)4/6発売予定
・船戸与一『流砂の塔(上)(下)』(徳間文庫)4/7発売予定
・馳星周『生誕祭(上)(下)』(文春文庫)4/7発売予定
・スティーヴン・キング『ドランのキャデラック』(文春文庫)4/7発売予定
・朱川湊人『都市伝説セピア』(文春文庫)4/7発売予定
・上遠野浩平『ブギーポップ イントレランス オルフェの方舟』(電撃文庫)4/10発売予定

【4月中旬】石持浅海『月の扉』が文庫に

「閉鎖状況」ミステリー、といえばこの人。石持浅海の『月の扉』が文庫化します。毎度、特殊な状況設定で読者を楽しませてくれる著者。『月の扉』の場合は、ハイジャック犯に乗っ取られた航空機の中です。

舞台は国際会議を控え、厳重な警戒下にあった那覇空港。3人の犯行グループが、乳幼児を人質にして飛行機を乗っ取ります。彼らの要求は警察に留置されている〈師匠〉を滑走路まで連れてくること。そんななか、トイレで乗客の死体が発見されます。

犯行グループはハイジャックに集中するため、なんと死体を発見した乗客〈座間味くん〉に、殺人犯の捜査を依頼! 奇妙な推理劇が始まります。光文社文庫で4/12発売予定。

<ほかの注目文庫>
・米澤穂信『夏期限定トロピカルパフェ事件』(創元推理文庫)4月中旬発売予定
・鯨統一郎『ミステリアス学園』(光文社文庫)4/12発売予定
・友成純一『黒魔館の惨劇』(光文社文庫)4/12発売予定
・恩田陸『黒と茶の幻想(上)(下)』(講談社文庫)4/14発売予定
・井上夢人『もつれっぱなし』(講談社文庫)4/14発売予定
・北森鴻『桜宵』(講談社文庫)4/14発売予定
・D・ハンドラー『コールド・ブルー・ブラッド(仮)』4/14発売予定
・今野敏『二重標的 東京ベイエリア分署』(ハルキ文庫)4/15発売予定
・西澤保彦『リドル・ロマンス 迷宮浪漫』(集英社文庫)4/20発売予定
・佐々木譲『帰らざる荒野』(集英社文庫)4/20発売予定

【4月下旬】気になるミステリー

下旬は内容の情報がほとんど入手できてないので、タイトルのみ紹介します。

・結城信孝『絶体絶命 ギャンブル・アンソロジー〔ゲーム篇〕』(ハヤカワ文庫)4月下旬発売予定
・イアン・ランキン『影と陰』(ハヤカワ文庫)4月下旬発売予定
・リンダ・フェアスタイン『殺意』(ハヤカワ文庫)4月下旬発売予定
・リチャード・ベン・サピア『遺骨(上)(下)』(扶桑社ミステリー)4月下旬発売予定
・ケリー・アームストロング『ビッテン(上)(下)』(扶桑社ミステリー)4月下旬発売予定
・ウィリアム・サン・ティレール『長椅子で』)』(扶桑社ミステリー)4月下旬発売予定
・今邑彩『ルームメイト』(中公文庫)4/22発売予定
・ポール・サスマン『聖教会最後の秘宝(上)(下)』(角川文庫)4/25発売予定
・服部真澄『GMO(上)(下)』(新潮文庫)4/25発売予定
・H・P・ラヴクラフト 他『怪奇小説傑作集〈3〉英米編III【新版】』(創元推理文庫)4/28発売予定
・芦辺拓『グラン・ギニョール城』(創元推理文庫)4/28発売予定

<関連サイト>
・関連リンク集太洋社文庫発売一覧……出版物卸売会社(取次)の太洋社のサイト。文庫の発売予定が日付順、出版社順、著者名順に見られて便利。情報ソースとして使わせていただいています。

・関連リンク集e-hon文庫新刊案内……出版社別に当月の文庫新刊を一覧でチェックすることができる。




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