デジタル用コーティングはとても大事!

最後にもっとも大きな注意点を書いておきたい。

キヤノン、ニコン、そしてソニーの3社のマウントにはかなりの歴史がある。最古のαシリーズは24年の歴史があり、その初期のレンズでも現行のαシリーズで使用することができる。

上記の3マウントの他、特にマイクロフォーサーズでコンバーターを用いて古いレンズを使うことが地味に流行している。時を経たレンズはなんともいえない味を持っているものが多いこともある。

こういった資産はありがたいのだが、これら古いレンズの多くはフィルム用に設計されたものであることに注意が必要なのだ。フィルムは入射光をほとんど反射しないが、CCDやCMOSは鏡面体であり、その特性として入ってきた光を反射してしまうのである。

デジタル用として設計されたレンズは、これらのCCDやCMOSの反射に対応したコーティングが施されていることが多い。

しかし、古いレンズにはコーティングが施されていない。特に逆光のシーンではフレア、ゴーストが生じてしまい、コントラストが低下することが多い。これは物理的な特性であってなんともできない。

以上のことを把握した上で購入していただきたい。

レンズには広大な中古市場が存在しており、「少しだけ試して、ダメだったら再度売り払う」ということができるちょっとしたレンタル的な扱いもできる場所だ。積極的に使ってみていただきたい。

【関連サイト】
交換レンズ ナノクリスタルコート ゴースト、フレアを激減させるレンズ設計の革命技術
CCD、CMOSの反射によって生ずるフレア、ゴーストを抑えるコーティング技術についての解説ページ。



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