世界遺産 ハワイ火山国立公園

直径900メートル、深さ400メートル。火の女神ペレが住むと言われるハレマウマウ火口(写真協力:ハワイ州観光局)

直径900メートル、深さ400メートルのハレマウマウ火口(写真協力:ハワイ州観光局)

太古の昔から噴火を繰り返し、今も活動を続けるハワイ島南部のキラウエア火山。キラウエアを中心としたハワイ火山国立公園は、1987年に自然遺産として世界遺産に登録されました。標高1200メートルの山頂に巨大な口を開けるのは、キラウエア・カルデラ。その内部で白煙を上げるハレマウマウ火口は、火の女神ペレが棲むという神聖な場所。噴火は、彼女の怒りの表れだと言われています。

キラウエアの鼓動が伝わるカルデラ内のトレイル

キラウエアの鼓動が伝わるカルデラ内のトレイル(写真協力:ハワイ州観光局)

キラウエア・カルデラを周回するクレーター・リム・ロード沿い(2009年12月現在一部閉鎖中)には、ハレマウマウ火口を望む展望台や博物館のほか、マナ(霊力)が宿るという溶岩トンネルなど見どころもいっぱい。さらに、カルデラ内や周辺のトレイルを歩けば、漆黒の溶岩台地とそれを割って生える草花など地球創世のような光景が目の前に広がり、噴火のすさまじさや地球のパワーが体感できます。

※ハワイ火山観測所のサイトでは、ハレマウマウ火口や現在最も活発に活動するプウオオ火口を映すライブカメラを公開しています。

<DATA>
HAWAII VOLCANOES NATIONAL PARK(ハワイ火山国立公園)
アクセス:カイルア・コナから車で約150分、ヒロから約50分(アメリカ国立公園ホームページより)
TEL:キラウエア・ビジターセンター 808-985-6000(開館時間7:45~17:00)
開園時間:24時間オープン 年中無休
料金:車による入園 1台10ドル(1週間有効)

ご注意を! 火山活動によって見学ポイントも変わります

溶岩が海に流れ水蒸気を上げる大迫力のオーシャンエントリー(マイカイ・オハナ・ツアーズ「ヒロ・キラウエア・アドベンチャー」より)

溶岩が海に流れ水蒸気を上げる迫力のオーシャンエントリー(下画像ともにマイカイ・オハナ・ツアーズ「ヒロ・キラウエア・アドベンチャー」より)

活動中の火山ゆえに、活動状況によって見学ポイントが閉鎖されてしまうこともあります。2009年12月末現在、2008年3月に起きたハレマウマウ火口の水蒸気爆発により、最も火口に近い展望台を含むクレーター・リム・ドライブの一部が通行止めに。キラウエア・カルデラへ向かう、または通過するトレイルも閉鎖されているのでご注意ください。

暗くなると

夜になると赤く燃える溶岩がクッキリと

一方、爆発によって新たな見学ポイントがオープン。国立公園に隣接するカラパナ溶岩見学エリアからは、夕暮れ後、海へ流れ込む真っ赤な溶岩を観ることができ、キラウエアを巡るツアーのハイライトになっています。

火山活動の最新情報は、ビッグアイランド観光局、または、ハワイ火山国立公園、ハワイ火山観測所のサイトで。ハワイ火山国立公園では、電話自動メッセージ(808-985-6000 1日1回更新)による情報提供も行っています。

<DATA>
■KALAPANA LAVA VIEWING SITE(カラパナ溶岩見学エリア)
アクセス:ヒロから130号線を南下して終点へ
時間:17:00~22:00 駐車場への入場は~20:00

<関連リンク>

ハワイ火山国立公園を巡るオプショナルツアー

大自然を効率よく、安全に回るには、オプショナルツアーに参加するのが一番。カルデラの底を歩くハイキングやオーシャンエントリーと星空観測など内容も多彩で、カイルア・コナ、ヒロから多数催行。火山の活動状態に応じたベストコースを案内してくれます。

<おもなツアー会社>