パイプは自分だけの調合により旨味と香りで
エンジョイできる喫煙道具

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パイプは「ベント」と「ストレート」と呼ばれる2つの形に大別される。写真は「ベント」型のパイプ
パイプの吸引方法に関して、昨今、様々な実用書が出版されているが、「パイプは自分の体型に合ったものを選べ」とか、「パイプはゆっくり吸え」とか、「パイプは長く使えばその価値や味わいが増す」だとか、どれもパイプの敷居を高くしている嫌いがあるように思う。

発癌性を指摘され、世間から煙たがられながらも愛煙家がタバコをやめないように、パイプも自由に楽しんで欲しい。パイプタバコ最大の楽しみは、自宅でカクテルを作るように、市販されているパイプタバコを調合し、自分だけの旨味と香りでエンジョイすることにある。

パイプ用具あれこれ

形から入りたい向きでなくとも、パイプを吸う際に便利なグッズを紹介したい。それでは、数あるパイプ用具を列挙してみよう。

■ポーチ
外出する際など、パイプを持ち歩くのに必要なポーチ。タバコのみと、パイプとタバコを一緒に入れられるものとの2つある。素材は皮、ビニール、布などで、ショップでは専用ポーチなるものが売られているが、要はパイプを傷つけないものであれば何でもよい、と僕は思う。

■パイプグローブ
パイプのみを収納するためのパイプグローブ。ほとんどが革製であり、パイプの形状に合わせた作りになっている。

■コンパニオン
タバコの空気の通りを良くしたり、吸い残しのタバコを取り出すためのピック、ピックと同じように大量のタバコを取り出す際に便利なナイフ、タバコを押さえるのに便利なタンパーなどがセットになった、喫煙の際に非常に便利なコンパニオンと呼ばれる小道具。小型ナイフや栓抜き、缶切りなどがセットになった、よく海外のお土産に貰う便利グッズを小さくしたものを想像してもらえれば、分かりやすい。あっ、コンパニオンを所持している際に職務質問されたら銃刀法違反になるのかなぁ。

■リーマー
カーボンケーキ(タバコの燃やしカスがこびり付いた層)を取り除くのに便利な道具。

■パイプクリーナー
細い鉄線に綿または化繊の糸が巻かれた棒状のクリーナー。吸口や煙道に溜まった水分やカスを取り除く際に便利。昔、縦笛に溜まった唾液を長い棒に布を巻いて取り除きませんでした? アレと同じようなものですね。

■タバコジャー
タバコを保管するのに便利なタバコジャー。木製、陶製、ガラス製など、大小さまざまなモノがあり、なかにはフタに湿度コントロールが付いていて、タバコが乾燥しないように工夫されているものまであるが、空き缶でも何でも、要はタバコが入れられれば何でもいい。

■パイプラック(パイプレスト)
不安定なパイプを置いておくのに便利なパイプラック(パイプレスト)。パイプを立てかけて置くようにできるものをラック、ボウル状のケースに寝かせて置くようにできるものをレストという。

■パイプキャップ
灰が落ちないように取り付ける、通気口のある専用蓋。

■ワックス
パイプを磨くための専用ワックス。

■クリーナー液
煙道に溜まったカスを取り除く専用液。パイプクリーナーとセットで使うと綺麗になる。

■パイプ磨き専用布
シリコンを含んだ布やセーム皮など、パイプ磨き用グッズ。

■専用灰皿
パイプノッカーが付いた専用灰皿。パイプノッカーとは、コルクやゴム製の半円筒状のもので、パイプの吸殻を灰皿に出す際にノッカーに打ち付けることにより、パイプの損傷を防ぐことができる。もちろん、パイプノッカー単体でも売られており、両面テープにて平らな卓上灰皿に付けて使用すれば、普通の灰皿がパイプ用灰皿になる。

■パイプキャビネット
数本のパイプを所持してる者にとって、パイプキャビネットなる専用ショーケースまで売られている。