ハワイ/ハワイ基本情報

ハワイの島間の移動は?飛行時間と乗り継ぎ方法

【2019年最新情報】オアフ島(ホノルル)からハワイ島、マウイ島、カウアイ島などネイバーへの移動は、飛行機(国内線)を利用します。各島への定期便は1日約30便、所要時間30~50分と地元の人たちもバス感覚で利用するほど好アクセス。チケット購入からダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)での乗り継ぎ方法、各島の空港情報をご紹介します。

森谷 貴子

執筆者:森谷 貴子

ハワイガイド

オアフ島(ホノルル)からハワイ島 島から島への移動は飛行機で!

島から島へ「アイランドホッピング」

ハワイでは、島から島へ自由に飛び回る「アイランドホッピング」が楽しめる

ハワイアン航空と日本航空のハワイ島コナ線を除き、日本を出発した飛行機は、ハワイの玄関口であるオアフ島ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)に到着。ここからネイバー各島(オアフ島以外の島々)への移動は、国内線を利用します。ホノルルからハワイ島、マウイ島、カウアイ島の主要空港への定期便は1日20~30便、所要時間30~50分。地元の人たちはバス感覚で利用しています。

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国内線航空会社とチケット購入方法

ハワイ島の玄関口、エリソン・オニヅカ・コナ国際空港

ハワイ島の玄関口、エリソン・オニヅカ・コナ国際空港

現在、ホノルルからネイバーの主要空港へ就航しているのは3社(2019年4月17日現在)。1日200便ものジェット機で主要4島を結ぶ大手航空会社のハワイアン航空。ハワイアン航空系列でモロカイ島とラナイ島へプロペラ機を飛ばすオハナ・バイ・ハワイアン。マウイ島、モロカイ島へセスナ機を飛ばすモクレレ航空です。さらに、2019年4月28日には、アメリカのLCC航空会社であるサウスウエスト航空がマウイ島線を新規開設。翌月5月12日には、ハワイ島線を新規開設します。

ネイバー+ホノルル(オアフ島)滞在の旅行スケジュールの場合、国際線の航空券手配の際にセットで購入するのが一般的。島間のみ単発の航空券は、航空会社のウェブサイト、または、旅行会社で購入します。航空運賃の目安は1区間(片道)70~120ドルで、運賃はその便の空席状況、出発時間等によって変動するシステムです。

<DATA>
Hawaiian AirlinesOhana by Hawaiian(ハワイアン航空、オハナ・バイ・ハワイアン 日本予約センター)
TEL:ナビダイヤル0570-018-011、または、03-6435-1179
営業時間:9:30~17:30

Mokulele Airline(モクレレ航空)
TEL:808-495-4188

Southwest Airline(サウスウエスト航空)
TEL:800-435-9792
 

ダニエル・K・イノウエ国際空港 国際線から国内線への乗り継ぎ

ハワイアン航空への乗り継ぎは、ターミナル2の団体出口を抜け、エスカレーターを上ってターミナル1へ

ハワイアン航空への乗り継ぎは、ターミナル2の団体出口を抜け、エスカレーターを上ってターミナル1へ

ダニエル・K・イノウエ国際空港は、国際線と国内線のターミナルビルが分かれています。まずは、国際線が到着するターミナル2で入国審査を受けて荷物を受け取り、税関を通過します。
 

スーツケースは乗り継ぎカウンターへ

日本で最終目的地まで手続済みなら、税関通過後は目の前のカウンターへ

日本で最終目的地まで手続済みなら、税関通過後は目の前のカウンターへ

一旦引き取った荷物は、税関通過後にある乗り継ぎ用の手荷物預かりカウンターへ預け直します。ただし、こちらに預けることができるのは、日本の空港で最終目的地まで預ける手続きをした荷物のみ。荷物に付けられたタグに最終目的地の空港コード「KOA(ハワイ島コナ)」、「OGG(マウイ島カフルイ)」などが印字されていればOK。「HNL(ホノルル)」の場合は、荷物を持ったまま乗り継ぎターミナルへ向かいます。ハワイアン航空とオハナ・バイ・ハワイアン利用者は、団体用出口を出てターミナル1へ。モクレレ航空利用者は、個人出口を出てターミナル3ヘ移動します。
 

ターミナル1、ターミナル3への移動方法

ターミナル3へは、ウィキウィキバスで移動

ターミナル3へは、ウィキウィキバスで移動

ハワイアン航空とオハナ・バイ・ハワイアン利用者が向かうターミナル1は、団体用出口を出てすぐのエスカレーターで2階に上り、左側へ徒歩3分。モクレレ航空利用者が向かうターミナル3は、個人用出口を出て右側約965メートル先にあり、ターミナル2出口前から空港内を巡回するウィキウィキバスを利用します(20分毎運行)。なお、2019年4月28日に新規開設されるサウスウエスト空港は、国際線到着と同じターミナル2で発着予定です。
 

国内線カウンターでチェックイン

ターミナル2のハワイアン航空チェックインカウンター

ターミナル2のハワイアン航空チェックインカウンター

ターミナルに到着したら、利用する航空会社のカウンターで航空券とパスポートを提示してチェックインし、荷物を預けます。通常、国内線のチケットは、国際線と2時間の乗り継ぎ時間を設けて発券されていますが、万一、国際線が早めに到着した時には、空席状況によって早い便に振り替えてもらうことも可能です。ただし、国際線ターミナルの乗り継ぎカウンターで荷物を預けた場合、荷物は後から到着することになるのでご注意ください。
 

国内線ではスーツケースは有料、手荷物の重さにも制限あり

タラップを使って乗り降りするエリソン・オニヅカ・コナ国際空港

タラップを使って乗り降りするエリソン・オニヅカ・コナ国際空港

国内線では、機内に預けるスーツケース等の荷物(受託手荷物)は有料です。ハワイアン航空の場合、1個目25ドル、2個目35ドル。ハワイアン航空のマイレージメンバーは、1個目15ドル、2個目20ドルの割引料金が適用されます。また、座席に持ち込む手荷物の重さも制限されます。詳しくは、航空会社のウェブサイトでご確認ください。

モロカイ島行きなどプロペラ機やセスナ機で運航するフライトは、飛行時の機体バランスを調整するため、チェックインの際に体重と座席に持ち込む手荷物の重さを量ることがあります。
 

人気の席はワイキキビーチが見える左側窓側席

ハワイ、マウイ行きには、上空からワイキキビーチやダイヤモンドヘッドを眺めるお楽しみも

ハワイ、マウイ行きには、上空からワイキキビーチやダイヤモンドヘッドを眺めるお楽しみも

チェックインが終わったら、セキュリティチェックへ。手荷物検査・ボディチェックは国際線同様で、液体物の持ち込み制限もあります。国際線の機内でもらったドリンク類を手荷物へ入れたまま……という人が多いので気を付けましょう。ターミナル1には、セキュリティ後の出発ゲートにスターバックスコーヒーやバーガーキングが入るフードコートがあり、搭乗時間までこちらで過ごすことができます。

ハワイ島行き、マウイ島行きは、離陸後すぐにワイキキのホテル群、ダイヤモンドヘッド、ハナウマ湾などを眺めることができる進行方向に向かって左側の窓側席が人気です。ハワイアン航空では、予約時とウェブチェックイン時、当日空港でのチェックインの際に座席指定ができます。


<DATA>
Daniel K. Inouye International Airport(ダニエル・K・イノウエ国際空港)
TEL:ビジターズ・インフォメーション 808-836-6413(受付時間4:30~23:45)

<関連記事>
国際線ターミナルについての情報はこちらで紹介しています。
ダニエル・K・イノウエ(ホノルル)国際空港
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