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会費制披露宴ってどんなもの?(2ページ目)

最近の傾向として、会費制が主流の北海道のみならず、会費制の形をとる披露宴をされる方が増えてきています。その会費制披露宴ってどんなものなんでしょうか?調べてみました。

どうしてもお祝いの気持ちを形にしたい時は?

いくら会費制でも別にお祝いを渡したいと思う方も中にはいらっしゃるでしょう。その場合は、当日に持参するのはNG。他の出席者の前で渡すことは、出し抜いた印象を与えますのでよくありません。

また他の人も同じように別に用意しないといけないような雰囲気になっても困ります。それでもお祝いにこだわるのでしたら、花束やシャンパンなど会場が華やかになるようなものならかまわないでしょう。


別にお祝いを渡す場合

相手に気を遣わせない程度にするのがポイント。金額の張る贈り物は、せっかく会費制にした意味を無視したことにもなりかねません。会費制には「気軽に来て欲しい」「どうかお祝いのことは気にしないで」という意味が含まれています。

多くても1万円以下が相手に気を遣わせない限度額。それ以上だと会費制にした意味がありません。ただし友人同士でお祝いの品物を贈る場合は、1人が出す金額は先方が気を遣わない程度(1人2000円~3000円)にした方がよいでしょう。

また品物でお祝いを贈る場合は、当日渡すのではなく前もって贈っておきます。遅くとも挙式の1週間前までには届くようにしましょう。


こんな場合ご祝儀はどうする?

結婚式に来てくれた友人が、会費制のパーティーをすることになり会費は5000円。しかし自分の結婚式の時には友人からご祝儀に3万円をもらっています。こんな場合は悩むところですね。

会費制と披露宴では、かかる経費も格段の違いがあって当然です。しかし金額の差額は考えなくても大丈夫。会費とは別に品物をお祝いに渡せばよいでしょう。友人なら欲しいものを聞いてもよいかと思います。この場合は1万円ぐらいの品物が妥当です。
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