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オードリー・ヘプバーン生誕80年記念(2ページ目)

オードリーの友人、加藤タキさんが「1人の人間として女性からの支持で人気が衰えなく、作品の人気は男性が30、40代のまだ美しかった彼女を追いかけつづけているから名作となった」と語った、今回はA.H.特集です。

執筆者:中野 豊

STAR CHANNELで放映のオードリー作品

マイ・フェェア・レディ
言わずと知れた、ヘプバーン主演によるミュージカル映画の大作!イギリスの文豪バーナード・ショウがギリシャ神話を基に書いた戯曲「ピグマリオン」を映画化した、シンデレラ・ストーリー『マイ・フェア・レディ』
(c)1964 CBS Paramount International Television
前ベージのオードリーの生涯を繊細に見つめたドキュメンタリー・フィルム『マジック・オブ・オードリー(THE MAGIC OF AUDREY)』をはじめ、『マイ・フェア・レディ』、『パリの恋人』そして、オードリー最後の作品『オールウェイズ』を「オードリー・ヘプバーン生誕80年記念特集」としてスター・チャンネルで5月4日(月)に一挙放映、また5月27日(水)~29日(金)の3日間連続で放映されます。本ページでは、その劇映画3作品をご紹介します。

『マイ・フェア・レディ』MY FAIR LADY
(1964年/上映時間:173min/監督:ジョージ・キューカー/共演:レックス・ハリソン)
・ロンドンの下町。貧しい花売り娘イライザは、自分を観察していた言語学者と会います。彼の提案で訛りの矯正と淑女になるための礼儀作法を教わることに……。そして、言語学者の家に住み込みながら厳しい指導を受けるイライザ。彼女はやがて、上流階級の貴婦人として競馬場へ赴き、社交界に華々しくデビューします。ジュリア・ロバーツの出世作『プリティ・ウーマン』が本作をトレースしたことがわかるでしょう。当初本人が歌って、スタッフに喝采をあびたそうですが、結局 歌は吹き替えとなりました。

オールウェイズ
オードリーの最後の作品となった『オールウェイズ』
『オールウェイズ』ALWAYS
(1989年/上映時間:123min/監督:スティーヴン・スピルバーグ/共演:リチャード・ドレイファス、ホリー・ハンター)
・1943年製作の『ジョーと呼ばれた男』(日本未公開)のリメイクです。山火事消火の作業中に事故死したパイロットのピートは、天国でハップ(オードリー)という天使に会い、青年パイロットの守護霊として現世に舞い戻るように言われるのですが、青年がかつての自分の恋人に恋してしまった事を知ってしまうのです。スピルバーグがオードリー最後の出演作を天使役で起用するとは……。煙が目にしみます♪

パリの恋人
“ファニー・フェイス”という言葉が流行したのは、ゴキゲンな本作から『パリの恋人』
『パリの恋人』FUNNY FACE
(1957年/上映時間:103min/監督:スタンリー・ドーネン/共演:フレッド・アステア)
・妖精オードリーとダンスの天才アステアの共演という、映画ファンにはびっくりのキャスティングです。アステアに負けじと、元バレリーナの特技を活かしたオードリーのダンスも素晴らしい! ファッション雑誌の撮影に乗り込まれた古本屋のオードリーが、カメラマンのアステアにスカウトされトップモデルとなるという憧れのストーリー展開にうっとりです。

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