STAR CHANNELで放映のオードリー作品
言わずと知れた、ヘプバーン主演によるミュージカル映画の大作!イギリスの文豪バーナード・ショウがギリシャ神話を基に書いた戯曲「ピグマリオン」を映画化した、シンデレラ・ストーリー『マイ・フェア・レディ』 (c)1964 CBS Paramount International Television |
『マイ・フェア・レディ』MY FAIR LADY
(1964年/上映時間:173min/監督:ジョージ・キューカー/共演:レックス・ハリソン)
・ロンドンの下町。貧しい花売り娘イライザは、自分を観察していた言語学者と会います。彼の提案で訛りの矯正と淑女になるための礼儀作法を教わることに……。そして、言語学者の家に住み込みながら厳しい指導を受けるイライザ。彼女はやがて、上流階級の貴婦人として競馬場へ赴き、社交界に華々しくデビューします。ジュリア・ロバーツの出世作『プリティ・ウーマン』が本作をトレースしたことがわかるでしょう。当初本人が歌って、スタッフに喝采をあびたそうですが、結局 歌は吹き替えとなりました。
オードリーの最後の作品となった『オールウェイズ』 |
(1989年/上映時間:123min/監督:スティーヴン・スピルバーグ/共演:リチャード・ドレイファス、ホリー・ハンター)
・1943年製作の『ジョーと呼ばれた男』(日本未公開)のリメイクです。山火事消火の作業中に事故死したパイロットのピートは、天国でハップ(オードリー)という天使に会い、青年パイロットの守護霊として現世に舞い戻るように言われるのですが、青年がかつての自分の恋人に恋してしまった事を知ってしまうのです。スピルバーグがオードリー最後の出演作を天使役で起用するとは……。煙が目にしみます♪
“ファニー・フェイス”という言葉が流行したのは、ゴキゲンな本作から『パリの恋人』 |
(1957年/上映時間:103min/監督:スタンリー・ドーネン/共演:フレッド・アステア)
・妖精オードリーとダンスの天才アステアの共演という、映画ファンにはびっくりのキャスティングです。アステアに負けじと、元バレリーナの特技を活かしたオードリーのダンスも素晴らしい! ファッション雑誌の撮影に乗り込まれた古本屋のオードリーが、カメラマンのアステアにスカウトされトップモデルとなるという憧れのストーリー展開にうっとりです。
次ページからは、本ページ作品を除いた、ガイドが選んだオードリー主演作10選です。