フランス産SF劇画のキッチュな映画化
『バーバレラ』
1967年/フランス=イタリア=アメリカ映画/ロジェ・ヴァディム監督作品『バーバレラ』 |
セット美術やジェーン・フォンダのコスプレと、全編に溢れるエロティシズムが最大の見物で、バーバレラの拷問に使用されるセックス・マシンが最高!ロジェ・ヴァディム監督は女優の色気を表現するのにたけていますね。
年上の女性に恋をする10代男子
『個人教授』
1968年/フランス映画/ミシェル・ボワロン監督作品『個人教授』 |
フレデリクの同棲相手はレーサーで留守がち。そんな寂しさも手伝って若者への関心を深めてゆきます。終盤、激情型でない分別をもった恋のフェイドアウトは現実的でありながら好感がもてます。
当時、アラン・ドロンの奥方として有名だったナタリー・ドロンの色気にガイドも撃沈!
ママが恋人にみえる14歳のゆれる気持ち
『好奇心』
1971年/フランス=イタリア映画/ルイ・マル監督作品『好奇心』 |
14歳のブルジョワ家庭の男の子(ブルノア・フェルー)は産科医の父が嫌いで、母親が大好き。そんな心情はよくあると思うのだけれど、ついには美しい母に抱かれるというショッキングな近親相姦をみせるハッとしてグッとくる禁断の青春映画。母親役のレア・マッサリの色気にクラっときます。
40歳の農夫と33歳の美しい家政婦の物語
『太陽の誘い』
1998年/スウェーデン映画/コリン・ナトリー監督作品『太陽の誘い』 |
しかし、美しい自然の官能の中、二人は惹かれあうようになります。その愛は真実でしょうか? 愛することの素晴らしさを知る狂おしくも切ないラヴストーリーです。
今回の作品群は女性のお色気をテーマにしていますが、過激なエロスが売りの作品は除きました。機会がありましたら、日本のピンク映画や、ラブシーンの凄まじさに仰け反りそうな名作映画をお届けしたいと思います。