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『ハチクロ』関めぐみ単独直撃インタビュー(2ページ目)

7/22[土]~人気コミック『ハチミツとクローバー』の映画化で山田あゆみを演じた関めぐみさんに単独直撃インタビュー。一方通行の純愛物語の撮影失敗談と意外な素顔にびっくり&ドッキリ?!【大判写真掲載】

執筆者:南 樹里

『ハチミツとクローバー』関めぐみさんインタビュー

『ハチミツとクローバー』関めぐみさんインタビュー

『ハチミツとクローバー』関めぐみさんインタビュー

『ハチミツとクローバー』関めぐみさんインタビュー
共演者の失敗談を明かしちゃいます!

■『ハチミツとクローバー』関めぐみさんインタビュー■

『ハチミツとクローバー』ご出演について

『ハチミツとクローバー』関めぐみさんインタビュー
南:ご出演が決まった時のお気持ちと脚本を読んでのご感想を教えてください。

関めぐみ:脚本を読んだ時は、とても淡い青春と恋愛だなとストレートに感じました。そして原作を読んで、さらに深く「ハチクロ」の世界にはいりました。そのなかで「山田あゆみ」を演じることになって、最初は、『わたしで大丈夫?』という気持ちでした。

南:その山田あゆみ(通称:あゆ)を演じるにあたって役作りはどのように?

<<山田あゆみ⇒浜美大の陶芸科3年で、実家の酒屋では看板娘。美貌と美脚の持ち主なのに建築家4年の真山クンになぜか片想い……。>>

関めぐみ:そんなに、いろいろつくりこんで構えた役づくりはしてないです。原作ファンの期待を裏切りたくないですし、でも映画の「ハチクロの世界観」を大事にしたいなと。似ているところを探したり、全体的に共感できるところを見つけて、そこをいかに表現していくか、を目標に演じました。でも、まだ自分の演技の仕方がわからなくて今後は徐々にコントロールできるようにしていきたいです。

(と、謙遜しきり。実は本作のために前髪をバッサリと切っている。女優をつきつめていきたい、という真剣な思いがヒシヒシと伝わってきた。)

『ハチミツとクローバー』 の恋&関めぐみの恋愛観

南:さて、全員片想いですよね。それにあゆちゃんの恋のライバルは年上の女性です、それってどうなんでしょう?

関めぐみ:(真剣に)山田的には大問題です。もちろん関的にも大問題です。ん?(笑)。うーん、年上だとやっぱり勝てるわけはなくて……自分より人生の経験が豊富ですから。(でも、若いとお肌プリプリですよ)。あーそうか、「若さ」は武器ですね。確かにライバルは年上だけど、年上だから頑張ろうとかではないですね。勝てるわけはないけど、と思いながら、どうにかして自分の武器というか魅力をみつけてアピール。そうすれば相手の心を打つと思います。そうしたらうまくいきますよね。

南:その意味であゆちゃんて献身的な愛だな、と思ったんです。真山クンの再雇用のお願いに付き添ったりして。普通ならライバルには近づけたくないですよね。

関めぐみ:そうですよね。それなのに背中を押しちゃえる山田あゆみの強さとか。それができなかった時も絶対あっただろうし……。やっと応援できるようになったんだろうな、とか。強がっているんじゃないかな、とかいろいろ考えました。

南:あゆちゃんは真山クンに惹かれますけど、関さん個人なら?

関めぐみ:真山クン(演じたのは加瀬氏)のドを越したストーカーぶりは何とかしてもらうとして(笑)。わたし個人的には森田さん(演じたのは伊勢谷氏)が好きなんです、全体的に。(では森田さんと接点ある役を演じたかった?)いえいえ。森田さんの相手役を演じたかったわけではなくて、一ファンっていう気分といったらいいんでしょうか、そういう気持ちです。

南:片想いの役を演じた経験で、今現在、片想い中の読者にアドバイスするとしたら?

関めぐみ:「頑張れ!」ですね。というか頑張るしかないんですけど(笑)。やっぱり良い所も悪い所も自分の事を知るのは、とっても大事なことだと思います。それが人と接するのに大切なことですね。全力でいったら、きっと思いは伝わるので、たとえ成就しなくても満足というかスッキリできるように(笑)。

『ハチミツとクローバー』監督&共演者について

『ハチミツとクローバー』関めぐみさんインタビュー

南:高田監督とのお仕事はいかがでしたか?

関めぐみ:高田監督の笑い方がとても好きなんです。なので毎日、監督の笑い声を聞くために頑張ろう!って思っていました(笑)。

南:どのような笑いなのでしょうか。「カーット」「ok! 良かったよ、うはは」みたいな?

関めぐみ:「おはようございます」って、あいさつをしても笑ってくれるんですよね。どうしてなんでしょうか。その笑い方に癒されて、自分がちょっと不安な時、「大丈夫でしょうか?」と聞くと(テレ笑いしながら、監督の真似をして)、「大丈夫だよ、ははは」って。それで、「おー」っと一緒につられて笑っちゃたりして。監督の笑い声に支えられた撮影でした。

南:共演者の方々とはいかがでしたか?

関めぐみ:五人の中での思いが同じ方向にあって、五人でいる事がわたしは大好きでした。それに皆が同じように思っていてくれることが嬉しいですね。今一緒になっても、「あー揃った」って感じです。本当にステキな仲間に出会えました。

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