『トランスポーター2』 [THE TRANSPORTER 2]を観て
愛車もBMWからAudi A8に変更、華麗なドライビングテクニックで乗りこなす男(高級車に乗るならそれなりに運転してくれんなきゃ!ね)。後半ではランボルギーニ……が地を這い蹲り、ヘリを追跡(鑑賞後、帰宅途中に同色のランボルギーニ・カウンタックを見かけ、アドレナリン噴)。短時間で陸・海・空と闘いの場所がテンポ良く移っていきます。 前作『トランスポーター』を見ていると、はじまりにニンマリできます。個人的には、前作よりも楽しみました。何より(これまでプロフィールを特に読む気にならなかった)ジェイスン・ステイサムがステキで興味を持てたことが一番の発見かも(かなり失礼なヤツです、はい)。トランスポーターのルール同様に、お子ちゃまジャックへのルールをつくっているところからして『フランクだ~』。 アクションも見せてくれるし、(笑える)開脚車またぎ!!やら、ビル間ブリッジ走行!!など、これでもか!て感じ。消火栓のホースで、これだけ闘えバッタバタ倒せるのも(成龍もビックリ?!)で、ちょっと関心。『マトリックス』のネオばりの着地もクールでした。アクション監督は、『トランスポーター』『X-メン』のコーリー・ユン。 レオナルド・ディカプリオの元恋人で、ケイト・モスと並んでモデルのニューウェーブを築き上げたアンバー・ヴァレッタが、母親役で出演。『最後の恋のはじめかた』では、高嶺の花な女性を演じていましたが、本作では旦那に相手にされない寂しい妻って感じで、フランクを誘惑…きゃ。 犯人側の女殺し屋ローラ役は、リュック・ベッソンに見出されたケイト・ノタ(音楽志望だったが、生活のため15歳からモデルを続ける。歌手デビューも果たし、本作で女優デビュー、と可能性の扉が次々に開かれたといった感じか)。「後半のジェイスンとの対決シーンで、アクシデントがあって足を切って縫ったの。それで3日間撮影がストップしちゃった。スタントダブルで撮影を続けようということになったから…監督に懇願して出演し続けた」とたくましいプロ根性。それというのも「『ダイ・ハード』シリーズやアーノルド・シュワルツェネッガーが出演するアクション映画が大好き」というだけあります。それにしても闘う時は、主に男性受け「(勝負?!)下着」です。動いている時にピラリと落ちちゃいそう=見えちゃいそう(いや……見えてる)。 『んなッ!』な場面は、車体の爆弾除去と一連の航空機(内での格闘を含む)シーン……かな。不死身なフランク・マーティン是非シリーズ化してちょ。 写真は本作のPRで来日したジェイスン・ステイサム。インリン・オブ・ジョイトイ率いる美女軍団に骨抜きにされてしまった様子。役柄と同じでやっぱり美女に弱い。<ナマ>ステイサム氏は、とっても瞳が美しいのでした。会見中はお水(銘柄はエビアン)をたくさん飲まれていました。 |
ジェイスン・ステイサム来日会見 [Flix]
リュック・ベッソン、6年ぶりの監督作『アンジェラ』5月公開に[2006/2/27]
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