『我愛你<ウォ・アイ・ニー>』シュー・ジンレイと監督来日会見
[2005/12/7] 1963年、中国、南京生まれ。1990年『媽媽』で映画監督デビュー。『ただいま』(1999)でベネチア映画祭銀獅子賞受賞。同監督によるヴィッキー・チャオ主演「緑茶」の公開も決定
株式会社ワールドのブランド「コキュ」の衣装とアクセサリーで登場 渡部篤郎さんと共演した『最後の恋、初めての恋』のインタビュー以来、ファンになった南。監督作『私とパパ』『見知らぬ女からの手紙』などもかかさず鑑賞しています。プロフィールなどは⇒シュー・ジンレイさん直撃インタビューにて。 インリン・オブ・ジョイトイ―花束贈呈ゲスト
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3月11日[土]~公開の映画『我愛你<ウォ・アイ・ニー>』(配給:ムービーアイ、レントラック)のPRで<中国第6世代の奇才>チャン・ユアン[張元]監督と、<中国4大女優>の一人、シュー・ジンレイ[徐静蕾]さんが来日され、記者会見を行いました。 第16回東京国際映画祭2003[アジアの風]部門で『I LOVE YOU[原題]』として上映され、一般公開が待たれていた本作は、結婚生活には予期しない事がいっぱい起こる。『いつまでも恋人同士のような関係でいたい女』と『自分の生活を大切にしたい男』―若き男女の刹那的な愛と衝突を描いている。そのあまりのリアルさにドキュメンタリー・ドラマと呼ばれるほど。 「リアリティーを追求することが第一。80年代に発売された原作を、今現在の世代の人にフィットするように描いた。心の動きは誰もが一度は経験したことがあるようなものでした」。「室内ですすむエピソードなので、長回しとアップを多用しました。シュー・ジンレイの感情の変化が映像に表れており、編集の際に残すことを心がけました」。監督として幸せな時は「モニターの前で役者の演技を『最初の観客』として見ることができること」だと語る。 「特に好きな作品」だと述べたシュー・ジンレイ。ナイフを突き刺すエキセントリックなシャオジューという役柄について「普段はおとなしくて、おしとやかな役柄を与えられる事が多くて、監督がこういった役柄を下さったことに感謝しています。原作は10代の頃に読んでいて印象深く、でも幼かったから、『すごいケンカだな』と思っただけですが映画ではリアルにできたと思っています。本作を見て『自分たち夫婦のよう』という声を多く聞きました」 「夫に刃物を突き刺すのは、行き過ぎかもしれません。でも人は精神的に追い詰められると何をするか分かりません。あと映画的な見せ方、ということもあります。このヒロインに同情しております」シュー・ジンレイさんは実弟と同じ年の(撮影当時、新人だった)俳優トン・ダウェイと見事な夫婦ケンカっぷりを見せます。 口ゲンカで負けないコツ 「最初は難しいかったけれど、慣れるといくらでもケンカできる」とか。「一度目は口汚く罵ってしまい、床に転げまわって笑ってしまったこと。ニ度目は言葉が尽きてしまって、何も言えなくなりNG」なんてこともあったのだそうです。「実生活ではこれほどのケンカをできることはないですから」と笑顔で語るので相当楽しんだ模様。口ゲンカで勝つためには「相手に話す間を与えないことがコツ」だとか。ほぉ、なるほど。 ⇒『I LOVE YOU』(英題) その言葉だけが、私を呼吸させる。 3月11日[土]~東京都写真美術館ホール他ロードショー
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[I LOVE YOU] Tokyo Press Conference
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