『PROMISE』[無極]来日会見
チャン・ドンゴンと真田広之のオフは子ども!?娯楽施設がないのでキャッチボールして過ごしたという二人、「真田さんより年下なので自分のほうが『上手いのでは』と思っていたら、ズシリと重い球を投げられるので驚いた」と話したのはチャン・ドンゴン。兄と弟として親交を深めていったようだ。そういった姿を製作のチェン・ホンが「オンの時は、プロとして、でもオフの時は子どものようでした」と明かした。言葉の壁を越えた、交流―そういった雰囲気もフォトセッション前に見せた雑談(写真)の光景にあらわれています。 PROMISEの現場は毎日が<受験生>?!真田広之:「撮影前に3ヶ月間、中国語を学んで現地に飛び込んだら、発音ひとつ、イントネーションひとつが難しくて、寝てもさめても、くちずさんでいました。現場で、それが出来ないと撮影が出来ない。火事場の馬鹿力が一番効果的だった気がします。毎日が受験生のようでした」と振り返る。「たまにスタッフに話しかけて通じると嬉しくて、それを励みに頑張りました」。作品への満足度が表情と仕草―(よっしゃ!といった感の親指up)に表れています。監督からは「ネイティブレベルでないと許さない、日本に帰さないぞ」と言われたそう。もしかして一番効いたのは監督の一言だったり!? チャン・ドンゴン:「一番の悩みは中国語でした。演じるにあたり、中国語の習得は、真田さんがおっしゃるとおり受験生のようでした。自分の場合は、中国の俳優の方にセリフを吹き込んでもらったモノを常に聴いていました。正確に発音するのも難しく、四声、イントネーションをあわせるのが難しい。(自分の発音がなってなくて)声を変えられたらどうしよう、と思っていましたが、幸い無事にやり遂げることが出来、満ち足りた気持ちでいます」。 「走るシーンは、8月の一ヶ月でまとめて撮りました。あのシーンは「ランニングマシーンの上で走っていたんです。『PROMISE』のあとに撮影する『タイフーン』で、体重を落とす必要があったので助かりました」と、さわやか笑顔で話すチャン・ドンゴン。 チェン・ホン:「『満神』というのは、中国映画に登場したことのない役柄で、演じるにあたり(公私のパートナーである)監督からは『まばたきをしない!』と指導されました。またその状況は、ワイヤーで吊り下げられており、なおかつ扇風機で風を送っているなか、あおられてもまばたしをしない、というものでした」。でもそれよりも大変だったのは、プロデューサーとして「中国の雲南省で、地表の温度が58度もあるなか、数百頭のヤクを引いて、また400人のスタッフを率いたこと」。 数々の涙ぐましい努力の成果は、しっかり映画に反映されていますので、お楽しみに。 チャン・ドンゴンと真田広之が交わしたPROMISE(=約束) |
『PROMISE』来日会見につづく
チャン・ドンゴンと真田広之が交わしたPROMISE
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[THE PROMISE] Tokyo Press Conference
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