『秘密のかけら』アトム・エゴヤン監督来日会見
カナダの映像作家として有名なアトム・エゴヤン監督が新作『秘密のかけら』のPRのために来日され、カナダ大使館での記者会見に出席した。同監督は『スウィート ヒアアフター』でカンヌ映画祭グランプリ受賞した実力派でも知られている。 原作者のルパート・ホルムズはショウビズの世界にいたからディティールが細かい。それに50年代は、芸能界はメディアを操作することができた。仮にミステリアスなことが起こっても、スキャンダラスにならず謎のままですんだということだ。例えとして、ケネディとマフィアの関係は、明らかにならなかった、とも。 劇中に登場するカレンの場合、「父親は引退してジャーナリストである設定にしたのは、現役の時に、その事件に接している設定なんだ」。だからカレンは、「インタビューの時、カセットの時代なのに(スイスのスティルダーというプロのメーカーの)オープンリールのレコーダーという父親の愛用品を使っているんだ」と教えてくれました。そして「「テレソン」のシーンでは、彼女の話すスピーチを父は会場で録音していたはず、映らないけれど」と笑顔で語ってくれる。 プロダクションデザインでは、「音楽、衣装、多くのリサーチをした」というだけあってこだわりの画―ジャガーのEタイプを登場させたりしているのも見逃さないで欲しいところ。 @カナダ大使館 |
『秘密のかけら』(R-18) |
[Where the Truth Lies] Tokyo Press Conference
※記事・画像の使用は、版権を有する映画配給会社等の許諾を得て掲載しています。
※記事・画像の使用・転載は、営利・非営利を問わず禁止です。
※リンクは、大歓迎です。詳細は右上の▲リンクをご覧下さい。
※(c)
※Photos(c) Julie Minami - All Rights Reserved. Use is restricted to this website in promotion of "Where the Truth Lies" Photographs may not be copied for use elsewhere including other Internet sites without permission.
この他の2006年お正月公開の映画
『映画』トップページへ戻る |