3Dアプリケーションには高速なPCが必要? ~Shade 11の動作環境
3Dアプリケーションの処理には時間がかかるというイメージがあるかと思いますが、今回ご紹介した新機能に関しては、記事の最後に記載している動作環境のスペックを満たしていればスムーズに処理することができます。Shadeには32bit版と64bit版が1つのパッケージの中に用意されています。64bit版ではメモリを最大限使って処理できますが、32bit版では、最大でも約3GB分(Windows版)しか扱えませんので、3Dモデルデータのサイズが大きくなるほど、処理にかかる時間に差がでてきます。インストール前にコンピュータのスペックを確認の上、32bitもしくは64bit版の選択が必要です。
たとえば今回作成した「フォトモデラー」の携帯電話や、「スケッチモデラー」で女性のイラストから起こしたデータ程度でしたら、Shadeへ書き出す時間はものの数秒でした。
※今回の使用環境は、Shade 11 64Bit版、OS:Windows 7 Ultimate、CPU:AMD Phenom II X4 945、メモリ:DDR2 4GB、ビデオ:AMD ATI RADEON HD 4850
ただしデータサイズの大きな3Dモデルの編集や、高画質でレンダリングするとなると、それなりに処理に時間がかかるので、できるだけ高性能な環境が必要になります。
● Windows版動作環境
- OS:
Windows XP/Vista/7(32 ビット/64 ビット) - CPU:
32 ビット:Intel Pentium 4/Pentium M/Pentium D/Xeon/Celeron/Celeron D/Intel Atom/Intel Core Duo 以上(Core Duo/Core Solo/Core 2 Duo/Core 2 Quad/Core i7 など)、AMD Athlon 64 以上(AMD Phenom/Sempron 64/Turion 64 など)
64 ビット:Intel IA-64/AMD64 - メモリ:
1GB 以上(2GB 以上を推奨) - HDD:
2GB 以上 - ビデオ:
NVIDIA GeForce 8/9/100/200 シリーズ、ATI RADEON HD シリーズ以降(NVIDIA Quadro シリーズ以降を推奨)
- OS:
Mac OS X 10.4/10.5/10.6(64 ビット版は10.6 にのみ対応) - CPU:
32 ビット:PowerPC G4/G5、Intel Core/Xeon
64 ビット:Intel Core 2 Duo/Quad/Xeon (MacBook/MacBook Pro/Mac mini/iMac/Mac Pro) - メモリ:
1GB 以上 (2GB 以上を推奨) - HDD:
2GB 以上 - ビデオ:
NVIDIA GeForce シリーズ以降を推奨、ATI RADEON HD シリーズ以降
【関連サイト】
Shade 11 製品Webサイト
株式会社イーフロンティア