『セブンソード』を観ました
七つの剣に選ばれし七人の刺客
『セブンソード』(2005)[七剣/SEVEN SWORDS]武侠超大作が香港から飛び出した。ヴェネチア映画祭でもオープニング上映し大いなる話題をさらっているのだ。アクション作家リャン・ユィション(梁羽生)のアクション小説「七剣下天山」を巨匠ツイ・ハーク監督が、香港・中国・韓国・台湾を代表するアジアン・スターを集結し映画化。いよいよ日本でも緊急公開となった。本国では7月29日に公開され興行収入No1(2005年度)になったといいます。 <<1600年代、満州人の清朝。清朝の王は「禁武令」を出すことで、漢族の明朝の滅亡を図っている。なかでも風火連城が率いる隊は、情け容赦なく反抗勢力をつぶし皆殺しにしていく。強力な反清組織「天地会」の危機を知った武術の達人傳青主(ラウ・カーリョン)は青年剣士韓志邦(ルー・イー)と女侠の武元英(チャーリー・ヤン)を伴い、武術の名門として名高い「天山派」に助けを求める。天山派4大弟子の楚昭南(ドニー・イエン)、楊曇(レオン・ライ)、穆郎(ダンカン)、辛龍子(タイ・リー・ウー)は命に従い、傳青主らと結集して7人となる。7種類の剣[莫問剣、由龍剣、青幹剣、競星剣、日月剣、舎神剣、天瀑剣]を与えられた七人―「七剣」は清軍との戦いに挑んでいく・・・。>> 中国は広いな~、とあらためて思う本作の撮影地―西北部のシンジャン。視覚効果に頼らず、武侠映画の原点回帰―醍醐味にはまる。正義と公平とそれぞれの人生観。お楽しみは『インファナル・アフェアIII/終極無限』ではクールだったレオン・ライ様が武侠(=大丈夫なのか?と思いつつ)と『HERO』『花都大戦ツインズ・エフェクト2』のドニー・イェン様(もちろんアクションand彼の話す韓国語)とワクワクの2時間33分。ともかくスゴイ!って、映像と音のこだわりとアクション。武侠『スター・ウォーズ』のヨーダのごとく+黄門様のような傳青主。元は極悪人だったというのも…うむむ。悪役が中途半端に悪でなく、憎憎しいのですよ。巨漢脳みそなし(つっても悪智恵は働く)みたいな風火連城役。演じたのはスン・ホンレイ―演技力の高さで有名らしい。『僕の恋、彼の秘密』での大胆な演技が話題のダンカン・チョウも出演。[2005/9/7] |
『セブンソード』 |
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