▼『恋する神父』南樹里の試写コメ [2005年6月2日]
『ベネディカムス・ド~ミノ』『デオ・グラシアス』の声が耳に残ります。お察しの通り、この言葉が重要なキーワードになるんですよ。「氷とテン」や小物・アクセサリー(今回は「ロケットペンダント」ざんす)も上手く取り入れた脚本は「冬のソナタ」と共通します。
スーダン姿(神父の服装)が、なかなかお似合いのクォン・サンウ氏。要領のいい神学生のソンダルとは、隠し事なしの友達同士。そんなソンダルに・・・。コミカルな姿、めちゃくちゃウブな姿、そしてポンヒからはペチペチされたりボコボコにされるのだ。教会には幼稚園もあり・・・天使のような可愛らしい顔をした悪魔クンも登場し、キュシクを困らせます。ファンでない人でも、熱烈なファンの方でも♪『僕を愛して欲しい~』なんて熱狂するクォン・サンウの姿にますますハートを奪われてしまうでしょう。
キュシクを最も悩ませる相手はボンヒ。ボンヒは、伯父(母の兄)ナム神父のもとにひょっこりと現れ『アメリカに戻る航空運賃1500ドル分を恵んで~(貸して、とか頂戴ではない!)』とせまったり、傍若無人かつ奇天烈な行動をとります。アメリカから戻った理由も、そのタイミングもぶっとぶ。が、それも映画が終わる頃にはチャーミングだと思えてくるのだから。ボンヒを魅力的に演じた『友引忌』『ボイス』のハ・ジウォンさん。本当に演技力って大事だよね。
『マルチュク青春通り』(7月16日~公開のクォン・サンウ主演映画)の相棒役も「マトリックス兄貴ぃー。女の子紹介しますよ」と、あるシーンで登場。
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