映画/映画関連情報

イ・ウンジュ姫の遺作、その衝撃度はすさまじい… 『スカーレットレター』(2ページ目)

5/14(土)~公開の『スカーレットレター』はハン・ソッキュ扮するナルな男と、彼をとりまく三人の女の抱える秘密が絡み合う。「愛」があれば何事も許されるのか?

執筆者:南 樹里

▼『スカーレットレター』南樹里の試写コメ [2005年5月10日 @シネカノン試写室にて]

『スカーレットレター』(2004)[The Scarlet Letter]『永遠の片想い』 『ブラザーフッド』『バンジージャンプする』と続けてご紹介してきた韓国の女優イ・ウンジュさん。透明感のあるあなたをスクリーンで見ること、そして来日されたときのあなたの笑顔、透きとおった肌、その美しさが、今も焼きついています。時が過ぎてもこのまま忘れたくありません。「Only When I sleep」を歌うシーンを繰り返し見るために、発売になったらDVDも購入すると思います。あまりに若すぎるご逝去を心から悼みご冥福をお祈り申し上げます。

マスコミ向けの最終試写で鑑賞することができました。オープニングの湖畔の乗用車、妻の「我慢できないこと」、人形の行方、懺悔、どれも話が進むにつれ違う意味・目的があったことを知る。

ハン・ソッキュ氏は、女をゾクッとさせる男ギフン。自身の魅力(ナルシスト…。)を知った上で、巧みに誘惑していく、またそれを楽しんでいる。そんな役柄を<誠実>という看板をしょった俳優が演じるとは…。

監督のデビュー作『Interview』は、アジア初のドグマ映画、それに『イルマーレ』『オーバー・ザ・レインボー』イ・ジョンジェ氏主演ということで期待して鑑賞)、その後にこの『スカーレットレター』を撮ったとは…と、驚きます。鑑賞後には<美しき愛、残酷な嘘>という感じを受けました。


映画・来日・ニュース・イベント

この他の2005年5月公開の映画

『スカーレットレター』の上映時間を調べる


『映画』トップページへ戻る
 
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で洋画・邦画の DVD を見るAmazon で洋画・邦画の DVD を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます