ドイツ映画に注目
*ドイツ映画といえば、フリッツ・ラング『メトロポリス』[1926]、ジョセフ・フォン・スタンバーグ『嘆きの天使』[1930]、『カリガリ博士』など1920~30年代には語り継がれる名作が多く、その後ファンタジー映画『ネバーエンディング・ストーリー』、『パリ、テキサス』『時の翼にのって』のヴィム・ベンダース監督などニュー・ジャーマンシネマと呼ばれる時期もあったものの、しばらく低迷。だが近年、世界的な注目が集まってきています。
『グッバイ、レーニン!』世界史の大変動、ベルリンの壁崩壊
1978年、スペイン・バルセロナ生まれ(最初の頃は西ドイツ生まれとなっていた)。スペイン×ドイツのハーフ。 |
<<1989年、10月7日東ドイツ建国40周年を祝う式典が行われた夜、改革を求めるデモ行進に参加したアレックス(ダニエル・ブリュール)。その姿を愛国心の強い母が偶然にも目撃してしまい、心臓発作を起こし昏睡状態に。ドイツ統合から8ヶ月後に目覚めるが、心臓が弱い母への精神的ショックを避けるために統合前の東ドイツのふりをする息子。>>
ベルリンの壁崩壊から15年。笑う余裕のない状況から生まれる笑い。良いコメディは深刻さも併せ持つ!?
ダニエル・ブリュール『ベルリン,僕らの革命』
[Die fetten Jahre sind vorbei]
2000年「Schule」で演じた恋に悩む青年役によりドイツでブリュール旋風を起こす。日本でもブリュ様旋風を巻き起こすか? |
<<ヤン(ダニエル・ブリュール)とピーター(スタイプ・エルツェグ)は、世間で「エデュケーターズ」として知られる影の革命家。留守中の富裕者宅に忍び込み、物を盗むのではなく、部屋中をかきまわし『ぜいたくは終わりだ!』の警告を残すだけで立ち去るというもの。ある日、ピーターから自分の旅行中、『彼女のユール(ジュリア・ジェンチ)のことを頼む』と言われたことから、引越しの手伝いなどをするうちに自分たちが「エデュケーターズ」だということがユールに分かってしまう。ユールが活動に加わったことから、思わぬことに…。>>
4月29日(祝)~Bunkamuraル・シネマ他、全国順次公開
ダニエル・ブリュールは『グッバイ、レーニン!』の成功で
大物との共演をはたすことに…⇒次へ⇒⇒
⇒『名もなきアフリカの地で』
⇒『ベルリン,僕らの革命』来日会見
ドイツ映画祭2005開催
【お詫び】
冒頭に謝って別の記事の一行を掲載(含む画像)しておりました。直ちに訂正するべきでしたが、ちょうどメンテナンスと重なってしまい、3日間そのまま表示しておりましたこと、お詫び申し上げるとともに訂正します。[2005/5/9]
『映画』トップページへ戻る |