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香港警察史上、最大の危機!!凶悪犯に立ち向かう 香港国際警察NEWPOLICE…(2ページ目)

3/5(土)~公開の『香港国際警察/NEW POLICE STORY』は、ジャッキー・チェンが香港完全復帰第1弾。21世紀の香港映画界を担うスターたちが総出演。まさにこんな香港映画が観たかった。

執筆者:南 樹里

『香港国際警察/NEW POLICE STORY』(2004)[New Police Story]

>『香港国際警察/NEW POLICE STORY』(2004)[New Police Story]
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▼南の試写コメ『香港国際警察/NEW POLICE STORY』新作「伝説」のクランクインの前日、ジャッキー・チェン氏は日本で来日会見を行っていました。その時に「『香港国際警察/NEW POLICE STORY』も撮り終わりまして、信じられないでしょうが、翌朝7時に帰国の途に、そしてそのまま撮影に入ります。」と話されました。その撮影済みの『香港国際警察/NEW POLICE STORY』どんな感じなのでしょうね?と思っていたら、非常に楽しめる作品になっていました。「NEW POLICE STORY2」もありでしょう。期待しちゃいます。ハリウッド作品もいいけれど、どうしてもハリウッド色のジャッキー・チェンになってしまうので、こういった姿を待っているファンは多いのじゃないでしょうか?

いつも読んでいただいている方ならご存知でしょうが南は大の「インファナル・アフェア」シリーズ好き…『ゴッドファーザー』もだけどね。ジャッキー・チェン映画でありながら、『インファナル・アフェア』の面白さをも持っているのです。それなので南にとって鑑賞した後の満足度が高かった作品です。監督のダニー・パン氏は、『インファナル・アフェア』では製作を務めアラン・マック監督を抜擢された方なんです。

<悪>のグループを仕切るのは、若手(といっても30歳だから、この表現は失礼かな)でイケメンのダニエル・ウー氏。ジャッキー・チェン氏の秘蔵っ子と呼ばれているそうな。『80デイズ』でもジャッキー・チェン氏と共演。素顔?は物静かな印象を受けたのですが…。そう、昨秋の第17回東京国際映画祭に主演作『ビヨンド・アワ・ケン』が出品され、その記者会見に取材に行ったのです。対する<善>のニコラス・ツェー氏、『踊る大捜査線』の青島刑事を思わせる軍放出品のようなグリーンのコートを羽織っています。(この逸話も、くぅ~! 泣かせるぜい)。ジャッキー・チェン氏がシリアスな泣きの演技も見せます。これは監督が要求した<今までにないジャッキー・チェンをみせる>計画の一つ。だからといってアクション0(ゼロ)なわけではないです。来日会見によれば『応援があれば、このシリーズは「20」までだって作れるよ』だそう。でも『もしかしたらイスに座って「行け!」と命令するだけかもしれないけどね(笑)』と言い、微笑んでいた顔が忘れられません。次世代を担う、若手とガチンコの勝負は見せ場。カメオ出演は誰か?気になりますよね。でも、書かない方がご覧になって楽しいでしょうから。

[2005年1月17日 @東宝東和試写室]

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