第2回All Aboutなんでもランキング結果発表です　今まで一番泣いた映画トップ10

【第１位】『ニュー・シネマ・パラダイス』（1989）[Nuovo Cinema Paradiso]ジュゼッペ・トルナトーレ監督

映像と音楽が見事に溶け合って、心にインプットされているので あのテーマ音楽が流れて来ただけで、条件反射でウルウルです。 この映画は、nostalgiaの極致だと思います。 でも、この映画が好きだと言うと、周りからは「年取った証拠だよ」とバカにされます…泣。[36歳/男性]

故郷への哀愁。年齢を超えた友情。人と人との絆。経済的成功と引き換えの孤独感。時代とともに変わっていくもの、変わらないもの。特に劇的に盛り上がる要素はないと思うのに、最後のシーンで、私は毎度号泣してしまいます。[31歳/女性]

★♪「ニュー・シネマ・パラダイス」エンニオ・モリコーネ。カンヌ映画祭審査員特別大賞受賞。

【第２位】『火垂るの墓』（1988）　高畑勲監督

こんなに泣けてせつない映画は他に見たことがありません。親子で見てもオイオイ泣いてしまいます。戦争で一番つらい思いをして死んでいくのは何の罪もない子供たちだということをしみじみ思わせる映画です。[37歳/女性]

私は終戦後、外地から引揚げて来たとき主人公と同じ年頃であったことと私にも幼くして亡くなった妹がいたことなどで、この年になっても見るたびに当時の世相が思い出され涙が止まりません。[70歳/男性]

何度見ても、空襲や、原爆の酷さに憤りを感じ、平和を希求したくなる作品です。この作品を通して全世界の人々に、戦争がもたらす爪痕を感じて欲しいです。[29歳/女性]

★原作者の野坂昭如氏は、「火垂るの墓」と「アメリカひじき」両作で直木賞受賞。

【第３位】『ライフ・イズ・ビューティフル』（1998）[La vita e bella]　ロベルト・ベニーニ監督

二度目からは、あの音楽が流れた瞬間から涙がこぼれます。どんな状況でもあの笑顔ができるのは素晴らしいですね。[27歳/女性]

あの状況下で、決して自分を見失わず、家族を勇気付け、守り、希望を与えるために、死の直前まで微笑み続けたグイドの愛と強さ。思い出しただけで胸が痛くなります。 最高の映画です。[All About「宝塚ファン」の桜木ガイド]

★♪ニコラ・ピオヴァーニ「Buon Giorno Principessa」。アカデミー賞、外国語映画賞受賞。カンヌ映画祭、審査員特別グランプリ受賞。

【第４位】『タイタニック』（1997）[Titanic] ジェームズ・キャメロン監督

もし自分が大切な人と一緒にこの場にいて遭難にあったら、と思ったらぞっとした。ベッドで最後の時を待つ老夫婦、自分の仕事をまっとうしようとするオーケストラをみて号泣。極限状態に陥っても他人への愛を保てる人たちに感動した。[28歳/女性]

単にラブロマンスが悲しかったのではなくて、史実を忠実に再現していて、その悲劇をリアルに感じる事が出来たので。[38歳/男性]

♪セリーヌ・ディオン「My Heart Will Go On」、ジェームズ・ホーナー。アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞作品賞受賞。

【第５位】 『いま、会いにゆきます』（2004）　土井裕泰監督

「いま、会いにゆきます」というタイトルの意味がわかった瞬間も、すごく感動的でした。[33歳/男性]

竹内結子がいい。夫婦愛・親子愛をツボを 押えた演出は不覚にも涙ボロボロでした。[41歳/男性]

大切な人がいる人が観ると、自分の身に置き換えて感情移入してしまって泣けます。相手のことを純粋に想える気持ちの大切さに気付いたり、 今、自分が何気ない生活を送っていることが幸せなんだなぁ、と感じました。[22歳/女性]

★♪ORANGE RANGE「花」。原作：市川拓司。

【第６位】『世界の中心で、愛をさけぶ』（2004）　行定勲監督

病気の辛さと死、それと愛について深く考えさせられました。17歳という設定が同じ年だったので、朔太郎と亜紀のような恋愛（純愛と言われていますが）を、私もしたい！と思いました。[17歳/女性]

こんなに感動を当てる純愛があっただろうか！[35歳/男性]

★♪平井堅「瞳をとじて」。原作：片山 恭一。第28回日本アカデミー賞作品賞。

【第７位】『アルマゲドン』（1998）[Armageddon]　マイケル・ベイ監督

初めて映画館で泣きじゃくったのを覚えています。父親の愛と、テーマソングの切なさが見事に溶け合って、もぅバスタオルが必要なくらいです！終わった後、しばらく席を立つことができませんでした。隣の友達も同じように顔をくしゃくしゃにしていたので、思わず２人で吹き出してしまいました。[19歳/女性]

地球、そして守るべき家族のため、自分の命を犠牲に散って行く姿、誰しも分かり易いストーリーだけに泣けた。[30歳/男性]

♪エアロスミス「I Don't Want To Miss A Thing」、トレヴァー・ラビン。アカデミー賞、3部門ノミネート。

【第７位】『ショーシャンクの空に』（1994）[The Shawshank Redemption]　フランク・ダラボン監督

絶望に包まれつつある社会において、希望を持つことがどんなに素晴らしいことかを教えてくれる。[33歳/男性]

悲しみと感動、思いもつかない意外な展開への驚き！！ 何より男性の友情でこんなになけるとは思わなかった。[26歳/女性]

♪ハンク・ウィリアムズ「Shawshank Redemption」トーマス・ニューマン 。原作はスティーブン・キング氏の小説『刑務所のリタ・ヘイワース』。

【第９位】『グリーンマイル』（1999）[The Green Mile]　フランク・ダラボン監督

エンディングも含め、劇中3度は泣きました。泣きだけでなく、笑いや、憎らしいキャラもいたり、喜怒哀楽すべての感情を持ち合わせて観ました。[27歳/女性]

ベタですが、大泣きしました。死刑制度や人間としてのありかた、友情などさまざまな事を考えさせられます。[32歳/女性]

♪トーマス・ニューマン「The Green Mile」。スティーブン・キング氏の同名小説の映画化。

【第１０位】『ダンサー・イン・ザ・ダーク』（2000）[Dancer in the Dark]　ラース・フォン・トリアー監督

盲目、冤罪、片親、幼い子ども、そして処刑など、かわいそうな要素が盛り沢山だったためです。うっかり早朝に見てしまい、その日一日鬱になれました。元気なときよりも、どうしよもねー時。自分よりも救いがない人がほしい時。そんな時に見たくなる映画ですね。[26歳/男性]

最初はあまり変わった展開もないし、つまらないな～って思っていったのですが、エンディングへ向けて加速。魂の叫びに悲しくて泣きました。主人公が悪いわけじゃないのに…って。精一杯生きたんだろうな。ところどころ入る歌も綺麗でした。[22歳/女性]

♪ビョーク「I've Seen It All」ほか。カンヌ国際映画祭パルムドール、主演女優賞受賞。