『キャロルの初恋』(2002)[El viaje de Carol]

『キャロルの初恋』について

『時間切れの愛』(1994)でゴヤ賞8部門を受賞した社会派作品を得意とする実力派、イマノル・ウリベ監督が、12歳の少女が異国で過ごす1年間での成長物語。

【注目】+スペインのアカデミー賞、ゴヤ賞に3部門ノミネート。+キャロル役のクララ・ラゴは映画初出演。+トミーチェ役のフアン・ホセ・バジェスタは、「El Bola」でゴヤ賞新人賞を獲得。アマリオ役のアルバロ・デ・ルナはスペインを代表する名優。+撮影地―スペイン(カンタブリア、ガリシア)、ポルトガル。+スクリーンに映し出される珠玉の空間。+隠語<狩り><処刑>。

この物語を私の娘、二人に…。-イマノル・ウリベ監督

『キャロルの初恋』ストーリー

1938年の春、内戦(1936 - 1939)下のスペイン。12歳の少女、キャロルはニューヨークから母と共に母の生まれ故郷に戻ってきた。大好きな父親は、アメリカ人で国際旅団のパイロットとしてフランコ軍と戦っている。祖父のアマリオは自由主義者で、一人っ子で自由奔放な孫のキャロルを、同じく奔放な娘のアウローラを投影しているかのように可愛がる。

 帰郷したアウローラには秘密があったのだ。それを唯一、親友のマルッハだけに打ち明ける。ある日、アウローラは静かに息を引取るのだった。突然の母の死に悲しむキャロルだったが、そんなキャロルを優しく支えてくれたのは、いつもケンカばかりしていた村の少年、トミーチェだった。そしてキャロルに初恋が訪れるのだが…。

『キャロルの初恋』(2002)[El viaje de Carol]『キャロルの初恋』(2002)[El viaje de Carol](C)Aiete-Ariane Films,SA/Sociedad General de Cine,SA-2002.

◆スタッフ◆監督:イマノル・ウリベ製作:アンドレス・サンタナ『タイタニック』、フェルナンド・ボバイラ『蝶の舌』脚本:アンヘル・ガルシア・ロルダン、イマノル・ウリベ音楽:ビンゲン・メンディサバル『惨劇の週末』撮影監督:ゴンサロ・フェルナンデス・ベリディ美術:アラン・ベイニー『マシニスト』原作:アンヘル・ガルシア・ロルダン[Angel Garcia Roldan]小説「夜の初めに(原題・邦訳未)」[A Boca De Noche]

◆キャスト◆

キャロル:クララ・ラゴトミーチェ:フアン・ホセ・バジェスタアマリオ:アルバロ・デ・ルナアウローラ:マリア・バランコマルッハ:ロサ・マリア・サルダアドリアン:カルメロ・ゴメスドローレス:ルシナ・ヒルクロバソ:ダニエル・レトゥエルトカグリオ:アンドレス・デ・ラ・クス

公式サイト-未 http://www.pcinema.jp/   (ポニーキャニオン)

2005年1月22日(土)~シブヤ・シネマ・ソサエティにてロードショー
原題[El viaje de Carol]英題[Carol's Journey]全米公開2003年4月
2002年/スペイン/1時間44分字幕翻訳:No credit

配給会社東京テアトル/ポニーキャニオン

イメージソング「愛のロマンス」アンサンブル・プラネタ

『キャロルの初恋』(2002)[El viaje de Carol]

関連光が印象的なスペイン映画といえば…『マルメロの陽光』

『キャロルの初恋』(2002)[El viaje de Carol]

※著作権は撮影者・南樹里及びオールアバウトに帰属します。※記事・画像の使用は、版権を有する映画配給会社等の許諾を得て掲載しています。※記事・画像の使用・転載は、営利・非営利を問わず禁止です。※リンクは、大歓迎です。詳細は右上の▲リンクをご覧下さい。※(c)Aiete-Ariane Films,SA/Sociedad General de Cine,SA-2002. ※Photos(c) Julie Minami - All Rights Reserved. Use is restricted to this website in promotion of "Carol's Journey" Photographs may not be copied for use elsewhere including other Internet sites without permission.

▼南の試写コメ『キャロルの初恋』だれにでも訪れる初恋。その舞台がスペインとなったら、映像美も期待できます。ともかく「光」を捉えた美しいシーン。そしてキャロルを演じたクララ・ラゴの可愛さったら…メロメロです。長い脚を隠すダボダボのオーバーオール姿。そんなクララ・ラゴちゃんが2004年の秋にPRで来日、すっかり子供っぽさがなくなって超美[少]女になっていてビックリ!しました。([少]をカッコにしたのは1990年生まれなのに、すっかり女性って感じだったから。日本の感覚だとあの少女が、こうなるには6,7年は経ていそうなのに…。)それに、あのオーバーオールの下には、うわっ!と驚く美脚の持ち主。これからもモデル・女優として色々な姿を見せて欲しいものです。さて劇中のキャロル(というよりも字幕の)は、一人っ子のせいか12歳にしては、かなり幼い口調「もん」を連発する、何か言われて「違うもん」とか、また祖父に対しても「イジワル!」などフツーに口から出るキャラ。そんなキャロルが母が亡くなった後にみせる、父への心配りにウルウル。それに対して父も何とかして娘にコンタクトをとろうとする。その方法が、カッコイイのです。そうそうカッコイイといえば、相手役トミーチェを演じたフアン・ホセ・バジェスタ君、1987年生まれなのにどことなしか、若い頃でなく最近のリチャード・ギア(1949年生まれ)に似ている、と感じました。今後の彼にも期待。

[2004年12月21日 @映画美試写室にて]


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