ジョニー・デップが扮したジェームズ・バリ[Sir James Matthew Barrie]の人生
1860年5月9日にスコットランドのキリミュア[Kirriemuir]で父デイヴィッドと母マーガレットのもとに生まれた。家業は織工。6歳の時、当時13歳だった聡明な兄デイヴィッドをスケート中の事故で亡くす。悲しみにうちひしがれた母親を慰めるために兄の仕草や口笛を吹く癖の真似したり(兄の服まで着て)身代わりになろうと努力した。兄が亡くなった年齢になると成長することをやめたという。実際、生涯を通じてバリは子供と大人の間を行き来していたようだ。外見も華奢な少年のようだったそうで、ささやくような幼い声をしていたらしい。
ジャーナリストを経験した後にフリーのライターを経て作家になっている。それでも「ピーター・パン」を書くまでは、階級社会に対する痛烈な皮肉と鋭い見方で有名なバリは、この上なく「大人の」作家だと思われていた。ラドヤード・キップリング、トマス・ハーディ、H・G・ウェルズ、ロバート・ルイス・スティーブンソンといった作家など、著名な作家達の仲間に属していたこの子供のような男性は、当時一流の有識者だったのである。小説6作、ノンフィクション7作などの作品を出版し、40を超える演劇の多くはロンドンの舞台での人気作で、大成功を収めた裕福な脚本家でもあった。James Matthew Barrie
▼南の試写コメ『ネバーランド』ピーター・パンもので一番感動して泣いたかも。監督は過剰な演出を控えたというだけあって全体のトーンが安定していて観やすいです、・・・・。25席の招待客が着席するところから、ずーっと涙(南だけでなく座席周囲の女性も泣きまくりデシタ)。お正月映画のイチオシ! 全編、美顔のジョニー・デップがつまっています。劇作家の役なので創造の世界では、クマとダンスしたり、フェイスペインティングした姿もありますが…。幕の間から客席をチラッと覗き込む不安げな姿は母性本能をくすぐります。そして子供の頃、絵の具と液体糊でスライム状のものを作って(劇中は違うものデス)、天井に貼り付ける遊びもしたよなぁ~とか懐かしさを感じました。舞台でピーター・パンを演じていたケリー・マクドナルドの次回作にも期待。*何やら監督の意向でエンディング曲がエルトン・ジョンの♪「Peter's song」ではなくなることが決定、どうなるかは今のところ不明。
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