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『シルミド/SILMIDO』来日会見(5ページ目)

6月5日[土]~公開。韓国政府が30年間、隠してきた70年代の北朝鮮の金日成主席(当時)暗殺を企てた特殊部隊の反乱「シルミド事件」を映画化。小泉首相も観たがっている!?とか。

執筆者:南 樹里

シルミド/SILMIDOシルミド事件は、1968年1月21日に北朝鮮の武装ゲリラが朴正熙(パク・チョンヒ)大統領の暗殺に端を発している。38度線を越えられたばかりでなく青瓦台(韓国大統領府)付近まで、侵入されたことにパク・チョンヒ政権と中央情報局は、報復措置のため特殊部隊を創設。

そこで1968年4月、韓国、実尾島(シルミ島)という無人島に31人の死刑囚や犯罪者たちが集められた。彼らに与えられた極秘命令、それは「金日成(キム・イルソン)首席の暗殺」だった。「成功すれば、犯罪者から一転し英雄になれる」と聞かされ・・・訓練中に命を落とすものもでるほどの想像を絶する試練の道を選択した。

彼らはその創設の日(1968年4月)からとった数字により"684部隊"と呼ばれ、訓練を担当した空軍部隊でさえも恐れる"殺人兵器"に生まれ変わった。そして来るべき日に備え士気を高めたが・・・1971年、平和統一に関する提案がなされ南北情勢は変わる、と同時に政府は"684部隊"に対しおそるべき裏切りを…。

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こちらのアンケートにご協力下さい。応募の際、必ずメールの件名を『シルミド/SILMIDO』試写会とし、お名前年齢郵便番号&ご住所映画サイトへのご意見&ご感想等もしくは最近観た、映画のタイトル&感想をご記入のうえ、[]までメールでご応募ください。当選者の発表は、5月下旬(予定)のメルマガで行います。締め切り:2004年5月12日(水)24時まで●お一人につき、ご応募は一回限りとさせていただきます。。●試写状ハガキの発送先は日本国内に限らせていただきます。●お送りいただいた個人情報は、プレゼントの抽選と発送にのみ使用し、それ以外の目的では使用いたしません。●プレゼントの発送後、こちらに応募いただいたメールはすべて削除いたします。●All About Japanプライバシーポリシーについてをご参照ください。■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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▼南の試写コメイデオロギーの暴力というのは、もしかしたら物理的暴力よりもっと恐ろしいのかも知れない。気楽な気持ちで鑑賞に行ったことを反省。鑑賞後に当時の新聞記事を読んでみたりしました…確かにそういった報道がされていました。また映画のヒットにより今年の1月、2月には、日本の新聞でもよく取り上げられていました。とにかくこんな事があったのか!と涙が止まらない。今さら韓国映画の勢いは、語るまでもない。脚本の質の高さ、俳優の演技の素晴らしさ…ハンカチよりもタオルを持って鑑賞することをオススメします。韓国で公開中の『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』に負けたら二度と日本の地は踏まない!と宣言したカン監督の自信作、とにかくスゴイ映画です。684部隊を演じた人々の魅力、やっぱりなんといってもこれでしょう・・ ・・・に関心・感心。*サブタイトルの"小泉首相も~"というのは、パン・ギムン外交通商部長官に「最近韓国で流行している『シルミド』を観たい」と話されたというニュースに基づくものです。

[2004年3月30日 @東映試写室]

●おまけ映画の原作、小説「シルミド」は、日本語版が5月に幻冬舎より発売予定。関連書籍として「シルミド・裏切りの実尾島」 ハヤカワ文庫・NVより発売中。劇中に684部隊が歌う軍歌「赤旗の歌」♪民衆の旗 赤旗は 戦士の死体を包む…というのは、共産主義者の愛唱歌。南北が分断した後には北朝鮮側の革命歌なのだそう。問題もあったようだが、部隊の状況を考えれば納得。北朝鮮では今も愛されて歌われているらしい。他に「蛍の光」も歌います。


北朝鮮のあんな話こんな話 All Aboutのよくわかる政治イラク問題で多少霞みがちだけれども重要国にはまちがいない北朝鮮で今、なにが起こっているのかを簡単に解説してみます。

簡単!カタカナ韓国語 All Aboutの韓国ハングルはわからなくても大丈夫。カタカナを声に出して読んでみて。たどたどしい韓国語だけどきっと気持ちは伝わります。今回は呼びかけを中心に集めてみました。さあ、はじめの一歩。

~ 映画「黄泉がえり」の韓国上映の舞台裏 ~ All Aboutの韓国インターネット事情日本のトップスターSMAPの草なぎ氏。しかし、韓国では意外にもコメディアンとして認識されていました。そのような日韓の認識のギャップを埋めて両国のネチズンを大きく動かして注目されている人がいます。


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