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■必読『キル・ビルVol.2』LAインタビュー(5ページ目)

4月24日(土)公開直前、『キル・ビルVol.2』のLAインタビューが届きました。映画をご覧になる前に、しかとチェックして下さい。ジャパンプレミアでは、あの布袋さんが生演奏~♪コメントも頂きました。

執筆者:南 樹里

■『キル・ビルVol.2』■マイケル・マドセン への インタビュー■
キル・ビル Vol.2

Q.クエンティン・タランティーノとの仕事について思うことを教えてください。マイケル・マドセン:『レザボアドッグス』(1991)を一緒にやってから約10年経つ。また一緒にやるということに期待は高まっていたよ。

Q.脚本を読んだ時、どう思われましたか?マイケル・マドセン:初めて読んだとき、他のタランティーノ作品と同様、いや、それらを超えるものだと思った。ぶっ飛んだよ。

Q.タランティーノの映画の特徴は?マイケル・マドセン:彼の映画には常に、絶妙な実社会の引用が含まれている。それはアメリカ人全体が自覚するところとなり、隅々まで浸透していく。アメリカの文化の一部になっていくんだ。

Q.ストーリー・テラーとしてのタランティーノについてどう思われますか?マイケル・マドセン:彼は、ストーリー・テラーとしての素晴らしい知性を持っている。アイデアが常にとめどなくあるんだ。そしてそれらを、完全に彼独自の方法で表現する。彼の映画で役を演じることは、まるで旅みたいだ。登場人物の感情を、その役を演じている中で経験していく。

Q.クエンティン・タランティーノの考え方について何か思うことはありますか?マイケル・マドセン:彼の思考のリズムには、引き込まれずにはいられない。惹きつける力がものすごく強いから。それが彼の持つ才能であり、それゆえに、彼の作品が人々に受け入れられて共感を得ている。彼のマネを誰もがするけど、正直、誰もそれに成功してはいない。だけどそれは、ミラーボールのように燦然と輝く、象徴的な監督の証なんだ。ビリー・ワイルダーや、ヒッチコックのようなね。


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