『シービスケット』キャストの言葉
ちょっとのケガで、命あるものを殺すことはないさジェフ・ブリッジス自身、この物語に個人的なつながりがあったことに、後から気づいたと言う。「その本が出版されてすぐに、従妹が電話をくれたんだ。"あなたがチャールズ・ハワードを演じるべきよ"って。私は、"冗談だろ。チャールズ・ハワードって誰だ?"と聞いたんだけれど、従妹がそれほど興奮した理由は、祖父のフレッド・シンプソンが週に3、4回も、競馬に出かけていたからなんだ。ティーンエージャーだった私も、祖父をサンタアニタ競馬場へ車で送ったことを覚えている。おそらく、生前、祖父はシービスケットに賭けたこともあっただろうね。映画を撮影している間、祖父の魂が天国で微笑んで、私たちを見下ろしているような感じがしたよ」―ジェフ・ブリッジス―
クリス・クーパーは父親と一緒に、20年にわたって牛を飼っていたのでスミスがどんな男だったか、かなりの知識を備えていた。役作りの手がかりとして話し方を変えることにも取り組んだ。「時には、手袋のようにぴったりくる役がある。私は何か参考になるものを持ち込んで、少しでも監督の荷を減らそうと思ったんだよ。準備を整え、この人物を考えて撮影に臨んだんだけれど、ゲイリーは私が作り出したものを気に入ってくれた。ひとつ決心したのはトムにはまったく違う声を見つけるというものだった。」―クリス・クーパー―
ゲイリー・ロス監督は「クリスは作品に西部の雰囲気をもたらしてくれた。それは彼の歩き方や声、体つきに備わったものだ。クリスの登場するあらゆるシーンで、私たちは広がりを感じたよ。素晴らしい俳優だからこそ、それが可能になるんだ」そして最後に、こう締めくくる―「大仕事だった。何年にも渡る物語であり、特定の時期のアメリカを体現する話なのだから。私はこの映画を自慢に思う。すべてをスクリーンに伝えることができたと思っているよ」―ゲイリー・ロス―
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原題:『Seabiscuit』日本語版字幕翻訳:戸田奈津子[ 2003年 /シネマスコープ / 141分 / DTS,SRD,SDDS,SR ]スパイグラス・エンターテインメント / ユニバーサル映画 / ドリームワークス映画配給:UIP
▼南の試写コメ原作を読んでから映画化をとても楽しみにしていた作品です。(今回の試写会プレゼントの応募にも大勢の方から同じようなコメントが寄せられましてそれを知り嬉しかったです。)全体の感想から言えばあの原作を取捨選択しこういう風に映像化した脚本&監督ゲーリー・ロスの手腕に拍手!膨らませ方、映像での見せ方はなるほど!と思わせるものばかり。例えば[レッドが厩舎で初めてシービスケットに会った時、ポケットから取り出した氷砂糖をあげる⇒食べかけのリンゴ]だったり[シービスケットとレッドが同じ場所で暴れる]のを見てトム・スミスが組ませることを考えたり、などなど。原作を忘れそうになるほど、素晴らしいです。打ち寄せる感動の大波、小波で涙せずにはいられません。今でもテレビスポットを見ると涙がジンワリ浮かびます。[ぜひぜひアカデミー賞に絡んで欲しい作品です。]もちろん手元に置きたい1作なのでDVD発売後には購入するぞー。[2003年11月27日 @UIP試写室]