中国の場面が撮影されたのは、イギリス、ウェールズのスノードニアの山々。ここで美術班は、風光明媚な湖のほとりに昔ながらの水車小屋を建てるなど、本物そっくりの中国の村を再現。さらに、遠くリバプールにまで手を広げ、英国内に住む中国人たちをエキストラとして集めた。最も大変だったのは[シェイ・リン] のアジトである石切り場での撮影だった。ここに潜入したララとテリーは、フリー・フォール状態で追っ手から逃れるからだ。そのシーンは高さ45メートルの足場の上に乗ったふたりが、銃をぶっぱなしながら降下するもので実際にアンジェリーナとジェラルドが体当たりで演じている。 |
Q:一番の見どころシーンは?アンジェリーナ・ジョリー:崖からロープで逆さまに下りるシーン。■おまけ■メイキング映像を見ていたら、2人ともまず地面の位置でロープにつながれ45メートルの高さまでグィーと吊り上げられる。それから降下するシーンの撮影に入っていました。その間に血が昇ってるから、これを繰り返す俳優の体力・精神力はスゴイ!by 南 |
Q:アンジェリーナの一番良かったアクション・シーンは?ヤン・デ・ボン監督:崖から逆さ吊りになってロープで降りるシーンを二日間かけて撮りました。しかもあの速度で落ちて、地面から3フィートのところで急に止まる。映画でご覧になる速さが実際のスピードです。逆さまなので、気分が悪くなったり、方向感覚が失われるため難しいシーンです。降下しながら銃を撃つ場面でジェラルド・バトラーはララを何度も撃っていましたね。(笑) |
製作者たちは、秦の兵馬傭(へいばよう)のオリジナルをコピーした5つの像を中国政府から許可された唯一の輸入業者から購入し、イギリスのパインウッドスタジオのAステージで受け取る。それを基に微妙に細部が異なる60体の像を作り、洞窟のセットの中に配置した。ララとチェン・ローが激しい戦いを繰り広げる場面で効果的に使われている。*秦の始皇帝陵(←世界遺産)の地中に埋められていた7000体の、死後の始皇帝を守る警護兵と考えられている。 |
チェン・ローから黄金の珠の行方を知り上海へと向う。 ⇒ |