恋人から逃げる女恋人を追いかける男の出会い
公共の交通機関のストライキの影響で人がごった返すパリのシャルル・ド・ゴール空港25時。恋人から逃げる女と恋人を追いかける男が出会った。女はメキシコのアカプルコへ向かおうとするトップ・メイキャップ・アーティストのローズ(ジュリエット・ビノシュ)。男はアメリカで食品会社を経営しているかつての有名シェフのフランス人、フェリックス(ジャン・レノ)。ミュンヘンへ向かう途中、悪天候でパリに着陸した。二人は携帯電話の貸し借りをきっかけに、出発までの時間を一緒に過ごすことになる。神経質で何事にも懐疑的なフェリックスは、やたらに化粧の濃いローズの香水の匂いにさえ我慢できない。反対にローズはオープンマインドだ。反目しながら会話を重ねるうちに、いつしか2人はお互いの痛いところをチクリとついてしまう。
シェフと素顔と、おいしい時間
共演まれていた二人
これほど共演を待ち望まれていた二人はいないだろう。フランスを代表する俳優、ジュリエット・ビノシュとジャン・レノ。フランス映画の近年の名作・ヒット作に名を必ず連ねるこの二人がいまだ共演をしていなかったという事実も私たちを驚かせる。満を持して製作された映画『シェフと素顔と、おいしい時間』。フランス本国の大ヒット、そしていよいよ日本にて公開される。
シェフと素顔と、おいしい時間 
監督は『王妃マルゴ』『愛する者よ、汽車に乗れ』『ラ・ブーム』などの脚本家で、『ブッシュ・ド・ノエル』で監督デビューを果たした女性監督ダニエル・トンプソン。本作では息子のクリストファー・トンプソンと共同で脚本を書いている。製作のアラン・サルドは、フランスではトップクラスの辣腕プロデューサー。最近ではアカデミー賞監督賞などに輝いたロマン・ポランスキー監督の『戦場のピアニスト』のほか、『レセ・パセ」『マルホランド・ドライブ』『ピアニスト』『デュラス 愛の最終章』『ポネット』などの話題作、衝撃作をプロデュースしている。大人の恋をドラマチックに盛り上げる音楽は、『グラン・ブルー』『レオン』のエリック・セラが担当している。8月30日(土)~ヴァージンシネマズ 六本木ヒルズ他にてロードショー『シェフと素顔と、おいしい時間』公式サイトオリジナル・サウンドトラック原題:『DECALAGE HORAIRE』日本語版字幕翻訳:松浦美奈[2002年/フランス映画/カラー/シネマスコープサイズ/ドルビーSRD/1時間26分]提供:アラン・サルド・フィルムズ、TF1フィルム、パテ、カナル・プリュス提供・配給:日本ヘラルド映画(※ヘラルドマーク)