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『ファム・ファタール』悪女と12億の宝来日(2ページ目)

8月23日より公開中の『ファム・ファタール』の主演レベッカ・ローミン=ステイモスの会見とショパール製の純金製のヘビのビスチェ(総額1000万ドル=約12億円)を披露!

執筆者:南 樹里

ファム・ファタールQ:ご自身のなかに“悪女の部分”はありますか?レベッカ・ローミン=ステイモス:ファム・ファタールと言う言葉にイメージが定着してしまっていると思いますが、往々にしてネガティブなイメージでしょうが、私から見ればファム・ファタールというのは、自分の持っている性的魅力をうまくコントロールして周りの方を虜にするということで現代版のマドンナじゃないかと思います。それは決して悪いことではないと思ってますし、そういう部分は私も持っていると思います。でも人を殺したことはありません。(笑)Q:トップモデル出身の女優の成功率が低いなかで、あなたが成功した秘訣は?確かにそういうこともあるでしょうが、成功する確率も高いと思います。例えば、キャメロン・ディアス、アンジェリカ・ヒューストン、キム・ベイシンガー、シャーリーズ・セロン、ジェシカ・ラング、ハル・ベリー、ファムケ・ヤンセンと挙げればきりがないほど活躍している方もたくさんいらっしゃいます。ナオミ・キャンベルやクラウディア・シファーと私との違いは、あの二人は心からトップモデルになりたくて努力してあの地位に昇った方たちですが、私はあまりモデルになりたいと思っていませんでした。あの業界は素晴らしいですし、モデルの経験があってこそ今の私があるのも事実です。演技は好きなのでこれからも続けて生きたいと思っています。Q:ブライアン・デ・パルマ監督がご主人に「すごい女と結婚したのを知ってるのか?」と言ったそうですが?ええ本当です。実は主人も映画に出演しているんです。アントニオ・バンデラスと電話で話すエージェントの役なので声だけなんですが。撮影所でアントニオとも仲良くなって、その様子を見た監督に採用されたんです。主人はブライアン・デ・パルマ監督の大ファンなので非常に喜んでいます。ファム・ファタールQ:横にあるヘビのビスチェは欲しいですか?もしそうならどちらで着ますか?あまり着心地よさそうじゃないので・・・。それにどこに着ていけばいいか想像できません。夜に着たら冷たそうですし、寒そうよね。Q:ヘビのビスチェの脱ぎ方は?身に着けたことがないので、分かりません。それと映画のなかでは、ハサミを使ってますから。ファム・ファタールQ:映画の冒頭の『最後の告白』や『氷の微笑』のクラシックなファム・ファタールと今回の役の違いは?クラシックなファム・ファタールというのは、必ず映画のどこかで自分の行動を後悔したり、もしくは殺されてしまったりしていたと思います。今回のは超悪女なんですが、絶対に謝らないし、性的な魅力を利用しています。シャロン・ストーンの『氷の微笑』は典型的な悪女でしょうね、あと『甘い毒』(原題:『THE LAST SEDUCTION』、日本未公開、ビデオ有)のリンダ・フィオレンティーノの役もそうだったと思います。こういう悪女を演じるのは、やっていてとても楽しいです。また今回はリリーという淑女も同時に演じられました。(微妙にネタばれっ→)これだけの悪女なのに殺されなかったし、後悔するシーンもどちらもなくて良かったです。(←ここまで)Q:ブロードウェイへの出演予定は?そう願っていて13歳から本格的に歌のレッスンを受けてました。コミュニティ劇場でのミュージカルなんかにも出演してこともあります。最初に主人にブロードウェイ出演依頼がきまして、出演を勧めたのも私なんです。彼は、マシュー・ブロデリックの代役で「HOW TO SUCCEED IN BUSINESS WITHOUT REALLY TRYING 」に出てその後「キャバレー」やフェデリコ・フェリーニ監督の『8 1/2』を舞台化した「NINE」にも、今はアントニオ・バンデラスが演じていますが、その後に出演します。主人のトレーニングを一緒にしたりしながら、誰か出演者の方が降りないかなぁ?と思ってます。そうしたらすぐに自分が!って。(笑)Q:何か日本語を話せますか?残念ながら全然、話せません。ごめんなさい。でも高校生の頃から、日本が大好きで緑の多い田舎の景色を見られることを楽しみにしていたのです。残念ながら今回は、時間がなくて。でも主人の40歳の誕生日なので彼のリクエストでディズニーシーに行く予定です。(カンヌ映画祭の撮影&美しさの秘訣は、次回発行のメルマガにて)
会見を見守るご主人、ジョン・ステイモス氏次ページでは、同夜、開催された豪華なショパールのショーの様子をレポート ⇒
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