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『夏休みのレモネード』(原題:Stolen Summer )6月28日~シネスイッチ銀座7月5日~関内MGA(旧 関内アカデミー)にて公開Q:作品の製作の意図は?宗教的な色をだそうとかではなく、文化の違いを通しての人と人とのつながりを表現したかった。これは文化が違う二つの家族を描いた物語なんだ。2人の少年の目を通じて、お互いが異文化を学ぶことこそが大事だったんです。その家族がたまたまアイルランド系カトリックとユダヤ教でしたが、別の宗教でも構わなかった。Q:脚本と監督での仕事面での違いは?いい質問ですね。脚本は、内向きな仕事で自分の頭の中だけで自分の創造の世界をつくりあげていく仕事でした。でも監督は、逆で外向きの仕事で人との共同作業になるわけで、その中でいかに自分が創造した世界に近づけていくかですね。今回はイメージ通りの作品に出来上がりました。
ピート・ジョーンズ
Q:撮影中に脚本を変更した部分は?30歳の自分が書いたセリフを8歳の子供に言わせると言葉の響きに違和感があったんだ。だから子供たちに「こういうふうにしたいんだけど」というアイデアを伝えて、彼らの言葉に書きかえました。Q:子供たちの魅力を引き出す秘訣は?秘訣は…ないですね。僕は皆に「正直に言って僕は、どうしたらいいのかわからない。君たちもわからないだろうけどね。だから一緒に作っていこうよ」と言いました。今となっては8歳と10歳の子供たちと年齢差が20歳以上あるのに友達です。Q:子供たちとの思い出話は?「これをやってくれたら撮影後にTVゲームをやろう!」とか何かご褒美を用意しました。また子供たちに“仕事なんだ!”とか“仕事をさせられてる”と思わせないように楽しめるような雰囲気作りを心がけました。Q:ピートのパパのキャラクターは?知人をモデルに書きました。Q:なぜ息子の大学進学を反対したのか?僕自身も子供がいるので、我が子には幸せになって欲しい。という親の気持ちがわかります。でも子供が自分より高学歴になってしまうときの怖れが少しはあったんだと思います。また息子が“幸せになるのに教育が必要だと考えてる”ところがイヤだったんですね。Q:娘に「話し方教室に行け!」というセリフは?I love that part. 僕のお気に入りのシーンです。大人だけが理解できる会話が面白いと思うんです。父や母としてじゃなく、男と女の会話。子供には分からないブッラク・コメディーやダーク・コメディーは好きですね。Q:ブラックな作品も書けるのでは?ブラックは好きですが、今の自分には、まだユーモアだけで1作品を書ける程の力はないと思います。Q:ダニーとの別れのシーン?演出ですね。あの方が感情面での効果が高いと思ったんです。それに実生活では、そういうほうが多いと思うんだ。謝りたかったのにできぬまま別れが…とか。それと母から「怒りを抱えたまま寝てはダメよ」って教わってたしね。Q:家族映画にこだわる由縁は?僕の家族もやはりアイルランド系カトリックの大家族でした。家族との人間関係が僕に与えた影響は多大でした。なんてたって家族からのアドバイスの影響力は大きいよね。だからこだわるのかも。例えば同じムカつく言葉でも、家族に言われた時は、ムカつき方の度合いがとても高いだろ。それにもっとも愛情を感じるのは家族からだよね。Q:日本の観客に対してメッセージを『夏休みのレモネード』を日本で公開する機会をいただき光栄です。ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです。そして今後もまた自分の作品を日本の皆様に観ていただけたらと思っています。
夏休みのレモネード
「2003年6月4日 午後6時~ 恵比寿ウェスティンホテルの一室にて」
※著作権は撮影者・南樹里及びオールアバウトジャパンに帰属します。

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