映画/映画関連情報

【イラン】『風の絨毯』(4ページ目)

『運動靴と赤い金魚』の国から、また名作が誕生。世界遺産イスファハンと飛騨高山を舞台に伝統・風土の美をオールロケで撮影。なんといっても子役達が、可愛い~の。

執筆者:南 樹里

南のひとりごと!?この先はカーソルをあてれば読めます。ただネタバレもありますのでイヤな方は避けてくださいね。→『運動靴と赤い金魚』は、わたしの好きなイラン作品の一つ。その監督が絶賛しているこの作品、鑑賞前から♪わくわく~♪ 三国連太郎さんは、冒頭の部分しか出演しません。それにアソシエイト・プロデューサーも兼ねている工藤夕貴さんも冒頭とさくらの回想シーンだけ。大部分がイラクでのお話です。(←ここまで)もともと世界遺産好きであり、沢木耕太郎氏の『深夜特急』の大ファンでもあるので、すぐに映画の世界に入っちゃいました。昨夏は10日間のトルコ周遊旅行をしてるほど、すっかり中東の魅力にはまっているので、イランでの生活、人々のおおらかさと情の深さが心にジーン。被りものの総称:ヘジャーブあれこれを見るのも楽しい。また、女性たちの全身をすっぽり被う布:チャードルをまとった女性の所作も興味深い。さくら役は、NHK教育テレビのドラマ『パパトールドミー』にも出演している柳生美結ちゃん。もう、そこに居るだけでかわいい~の。子守:日本人の目からするとイランでの子供のあやしかたは“激しい”。あーそんなゆさゆさしちゃってぇ!とか。脚を伸ばし甲に枕を置きそこに赤ちゃんを横たわらせてあやすんだけど。そういえばトルコもそうだった。器用よねぇ、あの方法。わたしもいつか挑戦してみたい!と思う。でも、そーとー脚力が必要よね!?ネタバレ→結婚式:そしてブレイクダンス?も踊っちゃう結婚式もあるの。えっ?まさかルーズベとさくらが?残念ながら違います。それから文化の違いから起こる“笑い”。最後は無事に完成し見送り幕として輝く絨毯の姿を目にし、ほのぼのと映画の幕は閉じた。←ここまで。ところが、なんとこのロケは、米国同時多発テロの時期と重なってしまっていたんですって。ぜひ、ご覧あれ。2003年5月9日ソニー・ピクチャ-ズ試写室にて鑑賞
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