テクノポップ/アーティストインタヴュー

Saori@destiny~WORLD WILD 2010

Saori@destinyちゃんに初インタヴュー! 新作『WORLD WILD 2010』 では、エスニック&トライバルなエレクトロサウンドに悲観的な歌詞が同居。4月14日発売!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

WORLD WILD 2010


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WORLD WILD 2010
01. Re:revolution        
02. WORLD WILD 2010        
03. エスニック・プラネット・サバイバル        
04. I can't        
05. Lonely Lonely Lonely        
06. Play        
07. BABY tell me        
08. ファニー・パレード        
09. グロテスク        
10. プリズム        
11. シンパ        
12. Lonely Lonely Lonely (FUNKOT.JP remix)


4月14日発売のSaori@destinyの3作目のアルバム『WORLD WILD 2010』のリリースに合わせて、初インタヴューを行いました。リリース毎に変化を続けていく彼女のサウンドですが、ハイエナジー路線からエスニック&トライバルな方向へのシフトが伺えます。エスニックな音は一定の周期で注目されますが、このところ海外において、エレクトロ界隈、M.I.A.、Nadia Ohなどトライバルな流れというのはありました。海外でも活躍するバイレファンキ系日本人女性アーティストTigarahもいますね。ただ、Saoriちゃんがトライバル・ディーヴァとしてそっちの世界に行くとは僕も予想していませんでした。

これがTerukadoさんの気分なのか、次の策略なのか、それは僕には分かりませんが、このカオスな感じ、面白いです。面白くしている理由は、たぶんエスニックなものを取り入れているけど、それ以外の要素が未だ混在してカオスを作り出しているからでしょう。エレクトロ系ガールポップの下地や、陽気な掛け声が入ったり、微妙にエレクトロニカっぽくなったり・・・それ以上に作詞家Saoriちゃんの切なさを超えた乙女としてのネガティヴな感情表現が効いた詞が、シュールな世界を作っているんじゃないかと。「Play」はぜひ詞をちゃんと読みとりながら、聴いてください。
Saori@destiny

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