テクノポップ/アーティストインタヴュー

JAHCOOZI~魅惑の蜘蛛女ジャケ

スリランカ、ドイツ、イスラエルの3カ国混合ユニット、JAHCOOZIにインタヴュー! 蜘蛛女に扮する紅一点、Sashaが美しすぎるニュー・アルバム『BAREFOOT WANDERER』が4月にリリース!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

3カ国混合ユニット


ガイド:
JAHCOOZIは、イギリス(Sasha)、ドイツ(Robert aka Robot)、イスラエル(Oren)という3カ国混合ユニットですが、3人はどのように出会って、ユニットの結成に至ったのですか?
(左から)Oren、Sasha、Robot


Robot:
最初に、僕ら3人は皆ベルリンに住んでいた。で、僕とSashaが共通の友人を通して知り合った。そして一緒に曲を作ってみたんだ。最初はお遊びのつもりでね。でも出来上がった曲を周りの人たちに聴かせたら、案外評判が良かったんで、ほんじゃ真剣にやってみる?なんて具合で始まった。それでOrenに参加してもらって、バンド形式でやっていこうと決めたんだ。

Sasha:
そうね、あの頃、は自分でレーベルをやっていて、色んな人たちと曲を制作していたの。それで私とRobertの共通の友人(アメリカ人のDJ)が、私の歌声を録音したミニディスクを渡したのが始まりだったわね。たくさんのボーイフレンドたちに向けて歌った冗談の歌声よ(笑)、それを聴いたRobertが、連絡してきて・・・という感じ。後は、Robertが先に説明した通りね。

JAHCOOZIの由来


ガイド:
JAHCOOZIという名前はどこから。スパなどにあるJacuzzi風呂のように聞こえますが、スペルは違いますよね。

Robot:
ジャクージーというのは言葉の遊びだよ。ちょっと英語で発音するヤクザに似てるでしょ(英語ではヤクーザ)というからね。それは冗談として(笑)、ラスタファリのJAHにもかかっているんだ。僕ら3人は大のダブ・ファンだからね。

Sasha:
2002年頃に私が作詞した曲の中に「a jacuzzi in the bath need not remain a dream」っていう歌詞があって、そこから言葉を遊ばせて改良したのが、今のバンド名JAHCOOZIよ。なんかちょっと変わっててユーモアがあって良いじゃない。ネイティブに英語を話す人たちにとって、説明は不要だと思うんだけど、ドイツに住んでるとよく訳を聞かれるわ。ドイツ人は英語を話さないからね(笑)。
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます