テクノポップ/YMO関連

YMOの遺伝子~第8回(カヴァー曲編)(2ページ目)

2006年で停止していたYMO連載をネタも溜まってきたので、再開します。昨今のテクノポップ復興の影響なのか、最近増えていますね、YMOのカヴァー。前半はカヴァー曲編!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

Cornelius


Breezin’
ここからは、前回2006年5月1日に書いた記事『YMOの遺伝子~第7回』以降にリリースされたYMOカヴァーです。HASYMOのサポートもしているCorneliusこと小山田圭吾のシングル『Breezin’』(2006年)でカップリングされた「CUE」。Corneliusらしいエレクトロ風味、HASYMO自体の音楽性にも繋がる作品です。

Clacks


Ride on! Classyx
Clacksとは、ClassicとCrackを掛け合わせた造語。オーディションで3200人の応募者の中から選ばれたヴァイオリン(2名)、ヴィオラ、サックスからなる男女混合インスト・ユニットです。アルバム『Ride on! Classyx(邦題:ノリノリ!クラシックス)』(2006年)では、「ライディーン」をカヴァーしています。EW&Fの「September」、Derek & The Dominosの「いとしのレイラ」なども収録。

RYUKU DISKO


Nice Day
RYUKU DISKOと言えば、サマソニを思い出します。2007年8月11日(土)、大阪会場のDANCE STAGE にてRYKYU DISKOの前にオープニングとして登場したのが、Perfume。のっちが「みなさん、RYUKYU DISKOさんを見に来たのでしょ」と、ちょっと自虐的にステージで発言したのが、懐かしいです。彼らのシングル『Nice Day』(2007年)では、「Absolute Ego Dance」をカヴァー。元々、沖縄音楽にも造詣の深い細野晴臣による、オキナワン・テクノディスコですから、RYUKYU DISKOがカヴァーすることは当然ともいえますね。エレクトロ度がアップして、さらにフロア仕様となりました。また、彼らと繋がる電気グルーヴも、同曲をカヴァーしていましたね。
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