テクノポップ/Perfume関連

Perfume対談~直角二等辺三角形TOUR(6ページ目)

19公演にわたった直角二等辺三角形TOUR終了! 第1回は8月に行われた福岡と愛媛の中ホールでのライヴをもとに、助手と研究生を迎えて対談を始めます。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

MC問題


先生:
序章から4曲の鉄板攻勢の後、MCとなりましたが、地方会場の大きさが適度だったというのもあるのでしょうが(この理由は後にトンデモナイ見当違いであることが発覚!)、あ~ちゃんがトークで引っ張りましたね。お決まりのツアーグッズ紹介コーナー。

助手:
冒頭でも少し言いましたが、とにかくMCが長かった!
まぁわかるんですよ。PerfumeにとってはGAMEツアー以来の地方だし、ファンとの距離を近くに感じたいという気持ち。でもホールだから物理的な距離が遠い。だからその距離を埋めようとたくさんMCをするっていうのは、よくわかるんです。

ただ、なんというんですかね、昔のハロプロのコンサートであったような「これを面白いと思わないといけない/見守らないといけない」的な空気を少し感じてしまったのも事実で、Perfumeはそういう部分がなくて、本当にMCが面白いのがボクにとっては衝撃だったんですが、今回のMCに関しては「面白くない」というほどではないのですが、素直に笑える感じのものではなかった。どこかしらこのグダグダな空気を温かく見守ってあげるよ的な感じ。ファンとの信頼感があるからこそできるMCだとは思いますが、その空気や信頼関係のあり方にどこかしら違和感を感じたのは事実です。って、グッズの話だったのに、すっかりMCの話になってしまいましたね。

研究生:
MCの話になっちゃうのはわかりますし、当然だと思いますよ。愛媛ではMCがあまりに長すぎるので椅子に座っていたんです。するとつい寝落ちしてしまって・・・。ハッとして起きたら、まだまだMCは続いていたという(笑)。でもこれは長さが問題ではないと思います。はっきり言って愛媛時点ではMCに切れがなかった。ライヴハウス時代のPerfumeって自虐ネタが使える状況だったと思うんです。でも今は使えない。だから、話すネタが無くなってきているんじゃないかなぁって。これはライヴハウス時代のMCを生で観ていない僕の憶測なんですが・・・。

先生:
PerfumeのMC問題についてはまた大阪城編で話すことになってしまいますので、このあたりで。でも、僕は助手や研究生ほどこれについてはそれほど批判的ではないのです。

ツアーグッズに関してですが、一つ言いたいことがあるんです。「Perfumeのロゴを大事してほしい!」というのが僕の勝手な主張です。現在の近未来的なPerfumeのオフィシャルロゴは、ユニットのキャラクターにも相応しく、その完成度は高いと思います。ただ、Perfumeのグッズについては、いろんなPerfumeロゴが使われています。実際のところ、『トライアングル』のロゴがオフィシャルロゴの刻印でなかった事もボク的には残念なんです。PerfumeならCHANELくらいのこだわりを持ってほしい・・・Daft Punkのロゴが少なくとも、アルバム毎に変わらない様に、Perfumeにもこだわってほしい。変えるのなら、YMOのロゴぐらいの完成度を目指してほしい・・・

助手:
もう何度も何度も言ってますが、本当にグッズ頑張ってほしいです。先生の言うとおり、素直にPerfumeのロゴを使ってほしいです。これも毎回言ってますが、文句を言いつつもグッズを、それでもどれだけ買えるか?でPerfumeへの愛を試されてるのかと思ってしまいます。ボクは今回も、欲しくないけど山ほど買いましたよ。グッズ。ルームウェアなんて1回も着てないうちに、もう半ズボンじゃ寒い季節になりました。

研究生:
トライアングルマークが散りばめられたトートバッグは、ファンシーグッズの域に達していましたね。Perfumeとは関係のない某フェスでも、トライアングルのロゴがプリントされているTシャツ(白)を着た人を見かけましたが、かなり微妙でしたね。ちなみに僕はグッズを買っていません。愛はあっても、それ以上にお金がないのです。

先生:
僕は三角定規を買いました。たまには図面でも引こうかと。
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