へんなおもちゃ・・・
ガイド:
今回のアルバムは、ぶどう÷グレープ史上、最大の問題作とされていますが、やはり一番の問題曲は「へんなおもちゃ」ですかね。これは、くみんこさんの抵抗には合わなかったのでしょうか?
ながい:
まったく、問題なかったですよ。ふだんから、新曲作りの際の仮歌詞などはかなりキワドイものが多いですから。免疫がちゃんと出来てます。何にしても、この曲は子供の気持ちでストレートに受け取っていただきたいですね(笑)。” みんなのうた ” で流れても大丈夫でしょう?
ガイド:
「恋人は数学教師」・・・素敵なタイトルですね。これは、くみんこさんも作詞作曲にクレジットされていますね。これがくみんこさんの原体験から来るものだったら、もっと素敵なのになぁと勝手に思っています。
ながい:
残念ながら、くみんこではなく、どちらかいうと僕の体験からですね。とはいっても、憧れてたレベルでしかも国語女教師でした(笑)。「国語教師に片思い」、このタイトルではオルタネイティブな感覚に欠ける。やっぱキモ妖しいのは理数系だよなー、と思って作りました。
ガイド:
最後の暴発trackは、「すしやすしや」。ぶどう÷グレープの中でも、僕は「F・N・T!」がとてもお気に入りなんですが、それは歌詞にあえて意味を持たせない・・・で、「ハッピーターン」とか締めくくっちゃうところなんですよね。「すしやすしや」も「F・N・T!」に通じる、童心に戻る無意味の痛快さを感じます。これはやっぱり、すし屋で歌いたいですね。
ながい:
これはですねー、レコーディングが早く終わってしまい。スタジオの時間があまっててもったいなかったんで、その場で作って演奏したんです。ドラムセットも片付けてしまった後だったので、その辺にあったコンガを使いました。歌も演奏も一発。ただただ、自分達のお楽しみのつもりだったんですが、意外にそういったものは受 けがよいですね。すし屋で歌って来ます!いや、マジで。この曲のプロモビデオを編集したいという人がいるので、近いうちにすし屋ロケがありそう(笑)。