テクノポップ/テクノポップ関連情報

近未来対談~Airaの科学CD(4ページ目)

Airaちゃんの限定盤にハズレなし! 今回は、『大人の科学』とコラボ。入手に苦労する人も多い(結果、対談の脱落者も!)、ヴィレヴァン限定『Airaの科学CD』について対談!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

サイエンス・ミュージック


先生:
で、「サイエンス・ミュージック」なんですが、エレクトロでもハウスでもない、でも独りよがりのエレクトロニカ実験曲でもなく、うまく化学反応が起こっているポップ・ミュージックに仕上がっています。英語歌詞も聞き取れないところがかえって、そそられたりして。

言いすぎだとは思いますが、トーマス・ドルビーの「彼女はサイエンス」、YMOの「Citizens Of Science」、Oingo Boingoの「Weird Science」に続くサイエンス・テクノポップです。

研究生:
企画の内容からすれば、レトロサウンド満載に思えるアルバムですが、実際はテルミンの音色がレトロっぽいぐらい。むしろ「Airaちゃんのドリーミーポップ集」と表現した方が、本作のサウンド傾向は伝わりやすいのかも。ノリノリ&イケイケなトラックの間に埋もれがちな、Airaサウンドが持つ、もう一つの大きな魅力がコンパクトにまとめられていると思います。

そして、Airaちゃんが魅力的な声を持つ歌い手であることも再確認できる選曲です。このウィスパーボイスを聴けば、彼女の内省的なキャラクターがいい方向に生かされていることが分かります。

先生:
ところで、博士と小悪魔はどうしたんでしょう? 買えていないのかな? 終わりに近づいていますから、まぁ、続けましょう。
  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます