テクノポップ/Perfume関連

Perfume対談~ワンルーム・ディスコ(7ページ目)

『love the world』に続いて、オリコン・ウィークリー1位に輝いた『ワンルーム・ディスコ』について、博士、研究生、小悪魔と共に分析。怪奇ディスコを思わせる不気味なイントロは素敵です!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

23:30

博士:
カップリングの「23:30」ですが、坂本龍一の何かの曲とマッシュアップできそうな気がするんだけどまだ思いつかない・・・。 同コードでONベースが落ちてトップのテンションが変わっていく典型的なミニマム風構成だし。

研究生:
僕の友人は、「トリップポップっぽい?」と評していました。確かにリズム隊のハネ方や鳴り方は、なんだかブリストル。

先生:
確かに、HASYMOとか最近の教授って感じの音ですね。capsuleや他のプロデュース作を含めて、今までの中田Pにはなかった曲調。「edge」「願い」に続いて、リード曲との違いが鮮明なパターンが続いていますね。

研究生:
この曲も賛否両論があるようですね。従来のJ-ポップとしては新鮮味あるサウンドにトライしているという意味で、Perfumeらしい曲だと思います。しかし、この曲はインストの方が耳に馴染むのです。歌メロが弱いということなのかな・・・? ま、地味なのは確かですけど。

ただし、2008年末の武道館シンドロームへのプレゼントチューンとして、わかりやすい“泣き”に走った「願い」と比べると好ましく感じます。今後のPerfumeの展開に想像が膨らむのは、むしろこちらのような気がします。Perfumeに対する中田Pのトライの過程、過渡期と捉え、カップリング曲として歓迎したいですね。

ウィークリー1位!

先生:
既にフラゲ日は2位のGacktを引き離しデイリー1位に輝きましたが、オリコン・ウィークリーも1位! 『ポリリズム』以降、7位→3位→1位→2位→1位とセールス的には好調を持続しています。やはり、次くらいは『GAME』に続くアルバムが聴きたい頃ですね。
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